図書館で借りた「ハワイの秘法」が教えてくれたこと

「人生を変える本」との出会いがあった。

2021年9月21日。「シリウス」という変わった名前の図書館で借りた3冊のうちの一冊がそれだ。

「ハワイの秘法」という本。

中身を知るまでは、その日借りた「シャーマンの叡智」という本と”同じ系統”のハワイの伝統的な「カフナ」と呼ばれる霊的なものを扱う人の”なにか”について書かれた本なのかな?と思っていた。

でも、読み始めてみると…それは「奇跡のセラピスト」について書かれている本だった。

昔、どこかで「人類の中に聖者が現れると、世界が変わる。でも、聖者は一人で部屋にいるだけ。心の状態が変わるだけで自然に周囲が変化してゆく」というような話を聞いたことがある。

でも、その時は「嘘でしょ?!誰とも会わずに部屋にいるだけで…なんて、どこのおとぎ話だ?!」と思っていた。

でも、どうやらこの本にそのことが書いてあるらしいことに好奇心を持った。

「心理学者らしくて。精神病院に入れられていた刑法上の心神喪失患者をそっくり治しちまったんだそうだ。それも、1人の患者にも会わずに」

「ハワイのヒーリングシステムで〈ホ・オポノポノ〉というのを使ったらしい」

そして次のページにはイハレアカラ・ヒューレン博士の記事が現れた。

…え?!ホ・オポノポノ?!

聞いたことある!

数年前に日本でも「ホ・オポノポノ」はかなりのブームで何冊もの本が出版されていたことは知っていたけれど…、何年もの間、本屋で目にしつつスルーしていたことが思い出された。

「そんなにすごいパワーのあるものなのか?」と、今度は「セラピスト」よりも「ホ・オポノポノ」の方に興味を持った。

本は「自分の思い込み」から物事を見るのではなく、「ゼロ・リミット」という「無(あるいは空)」の視点から物事を見ることができる方法「ホ・オポノポノ」の発見と著者ジョー・ヴィータリー氏のその実践記録だった。

ゼロリミットからものを見るとは…つまり「あれ嫌、これ好き」とか「これが正しい、間違っている」という判断のない状態から物事を見るということだ。

これって「悟り」じゃないか!

しまった!!

ただ「ありがとう」「愛しています」のアファメーションを唱えて、人生を肯定的に捉えようとするスピリチュアルメソッドの一つじゃなかったんだ!

思い込みから判断し、重要なものを見落としてしまっていた自分に打ちのめされてしまい…、いかに「思い込み」が視野を狭くするのか、可能性を小さくするのか、をリアルすぎるくらい実感できたので、かなり謙虚な気持ちで本を読めた。

著者のジョー・ヴィータリー氏は引き寄せの法則の映画「ザ・シークレット」に出演されており、「引き寄せの達人」としても世界的に有名。

その彼がホ・オポノポノは「引き寄せの次のステージ」と言っているように、人生でそれに気づく段階があるようだ。

最後のエピローグの章に「覚醒への3つのステージ」と題されて、この世界で気づく段階が大まかに書かれている。

ステージ1 あなたは犠牲者である。悩み、不平をこぼし、異議を申し立て、我々を支配する者たちと戦う…中略…人生は往々にしてつまらない。

ステージ2 あなたはコントロールされている。「ザ・シークレット」のような人生が変わる映画を観るか…中略…自らの力に目覚める。

ステージ3 あなたは覚醒する。すべてをコントロールするのは不可能だと悟り始める。奇跡とはより大きな力にひざまずいてこそ起こりやすいものだと気づき始める。

それは、まるでわたしの人生の経緯を知っているかのようだった。

ものすごくお金がなかった時期を経験し、イメージの力で夢だった「ハワイ新婚旅行」も「2拠点ライフ」も「自分好みの天然木の家を建てること」も「一ヶ月ほどの海外生活」も色々と叶えられた。

でも、家を建てたあたりで「これ以上望むもの」がなくなり…空虚な気持ちになったことがあった。

そして何か無理矢理にでも「もっと実現できる次のすごいもの」を求めないといけないような気になった。

でも、シャスタ山に行って「異次元空間にいるみたい」な感覚を味わったあと、「この生きている世界って現実なのか?」とか「ほんとうの自分ってなんだろう?」ということへの探求が始まった。

しかし、無、空という場所は「人生のミステリー」で、今までは何をしてもその場所に立つことはできないように感じていた。

でも、まさか「ハワイの秘法」に、そこに立つ方法が書かれていたとは!

いや。立とうと思えばいつでも立てることをこの本で知れて、「思い込み」という色眼鏡の外し方が理解できた気がした。

どの人もこんなふうに「同じような心持ちの段階」を経るものなのか?

そんなシンクロニシティも手伝って、この後、ホ・オポノポノ関連の本を色々と読み、実践をし始めた。

「ハワイの秘法」は現在は改訂版が出ており、題名も「人生が変わるホ・オポノポノの教え」に変わっている。

人生が変わるホ・オポノポノの教え (PHP文庫)

もし、図書館で出会った本がこの題名だったら…。

やっぱりスルーしていたと思う(笑)

そう思うとピッタリの出会い方だった。

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