3LDKから1LDKのお部屋に引っ越してきたことで、キッチンの大きさも3.5帖から2.3帖と小さめになった。
それによって、普通に今まで置いて作業していた愛用のまな板が、縦向きにしないと置けないのには、笑えた。
今までよりも、さらにシンプルなキッチンへ
今までの3.5帖のキッチンがこんな感じだったのが、

現在の2.3帖は、これである。

まな板を置く作業スペースが小さいので、例えば、サラダを作ろうとレタスとルッコラとキャベツと…何ていう具合に冷蔵庫から出すと、ガスコンロにまで置かないと、作業ができない。
そして、作業スペースもも小さいけれど、シンクも小さくて…。
食事をし終わった後など、水切りかごを作業スペースに移動させないと、二人分の食事のお皿がシンクの中に入りきらない。
従って、食べたらすぐに洗って、水切りかごに上げたら、すぐにフキンで拭いて棚に収納しないと、あっという間に収拾のつかないキッチンになってしまう。

でも、人間って適応能力があるんですね〜。
慣れると、これが普通になって、あまり狭さを感じることが少なくなってきました。
シンク周りのものは、すぐに片付けるのが習慣になって、おかげでいつも「水切りに食器がいっぱい!」なんてことはまったくなくなりました。
そして、入るかどうか不安だったオーブンやパン焼き器たちも、無事に新しい棚に収まり、めでたしめでたし。

食器の収納も半分の大きさになったので、かなりの食器の数を捨てて、とりあえず、ここまでミニマムにしてみました。

これが現在の我が家の食器のすべてです。
白くて四角いお皿以外は全部2個づつ。
本当に頻繁に使うものだけを、夫婦で話し合って、厳選して残した感じです。
今回、キッチンをミニマムなサイズにしてみて思ったのは、”収納場所や収納容量が多い”というのは、外に何も置かなくても収まるので、一見、シンプルな生活ができそうな気がするのですが、実はその逆だということ。
収納スペースがあればあるほど、不思議ですが、モノが増えるんです。
逆に、収納スペースが小さければ、置く場所がないので、買っても困ってしまう。
すると、そんなことにいちいち頭を悩ませたくないので、購入意欲もなくなるんですよね。
だからモノが増えない。
結果、いつまでもキレイなキッチンが保てる!という感じがしました。
もしかしたら、今、愛用している「まな板」も、最初から現在のキッチンだったら、100%買わなかっただろうなぁと思います。
だって、置けないんだもん(笑)。
でも、この「まな板」はパンを作ったりするときにこねたりしやすいので、とても気に入っているんです。
ずっと使っていたので、いまさら捨てるだなんて考えられない!
このまな板が、キッチンが小さくなる前に我が家に来てくれたのも縁。
スペースが小さくなったけれど、それでも縦向きにすれば使える。
オーブン、パン焼き器、トースター、炊飯器、まな板、やかん、食器…、わたしにとって必要で、愛情の持てるものだけを大切に使っていきたいな。