1LDKの引っ越し先のお部屋に、ライフサイズを合わせるべく、「本棚を捨てよう!」ということで、本の断捨離をしてみました。
私たち夫婦の愛着の本棚を捨てる
我が家の本棚は全部で3個。ふたつのお部屋にあります。
今日は、その中のひとつの部屋の2つの本棚を捨ててしまおうと、朝から本を両手に奮闘。
本を捨てるにあたって、わたしたち独自のテーマを設けました。
残す本は、「これから将来、人生を生きていく上で、是非、孫に読んで欲しい!と思う本」というもの。
わたしたち夫婦が読んで、成長できた!読んで良かった!と感じるのはもちろん、これは絶対生きていく上で知っておくと財産になるのでは?と、独自にわたしたちが思うもののみを選出し、手元に残すことにしました。
つまりは、わたしたちの本棚を見ると、わたしたちの人生を変えてきた本が一目でわかり、なおかつ、それが遺産になるのでは?という考え方です。
「遺産」というと、すぐに思い浮かぶのは「お金」だけれど、わたしたちは幸か不幸か、現状、金銭的に残せるようなものはなにひとつ持っていません。
でも、だからといって、娘や孫に何も残せないわけじゃない。
彼女たちは、わたしたちが「明日、電気が止まるかも」という生活を送っていたわたしたちを見ているし、年にハワイに2度も行けたわたしたちを見ている。
賃貸アパートがなかなか借りられなかった時も見ているし、奇跡的にマンションが買えたことも見ている。
そして、今回、せっかく購入したマンションをまた手放して生活しようとするわたしたちを見ている。
「ママたちは不思議。毎日ふたりとも家にいて、何の仕事をしているのかわからない。
でも、ママたちを見ていると、幸せそうで、そんなに頑張らなくても、ちゃんと暮らしていけるんだね、って思う。」
娘たちのそんな言葉通りに、「人生の不思議とミラクル」を、わたしたちの一生を通してみせてあげたい!と思っている。
いいか?悪いか?は別として、それを見ている中で、何か感じ取れるものが彼女たちへの財産になると、真剣に思っているのです。
本棚は、わたしたちのそんな「人生のミラクル」への秘訣が詰まったもののひとつ。
このほんの一部、一冊でも、手にとって読めば、これからの人生が大きく変わるかも!と、いうものだけを独自に厳選して、心の「遺産」にしよう!と思いました。
ちなみに、わたしたちは、こんな本を手元に残しました。
「THE SECRET」 DVD
これは絶対!
これ以上に、引き寄せの法則の潜在意識の使い方が、分かりやすくまとまっているものって、他にはないです。
引き寄せの法則全般を知る基礎として最適!そして面白い。
次いで、エスター・ヒックスの「引き寄せの法則富と健康」DVD。
これは、エスターの講義もさることながら、Q&Aで、具体的な例をみることができるので、わかりやすくて好きです。
このDVDはもう何度も再生して、今でも観るくらい。
そして、「黎明」。
スピリチュアルな物事や、この世の仕組みについて書かれていて、ちょっと難しいけれど、これは一生かけて理解を深めていく本だと思っていて、気長に読んでいます。
長島一茂さんの「乗るのが怖い 私のパニック障害克服法」。
パートナーがパニック障害で、通勤ができなくなり、会社を辞めて自営へと変わって、パニックは食生活とも関係する!ということで、食生活や考え方を見直すきっかけとなった一冊。
ジャスム・ヒーンさんの「リヴィング・オン・ライト」。
弁護士の秋山さんの師でもある、「不食」の名著。
ニール・ドナルド・ウォルシュ「神に帰る」。
この本は母が亡くなる時に、「死」について知りたくて、読んだ本。
亡くなる前は苦しい表情をしていたのに、亡くなった後の母の顔は笑顔で、ものすごく穏やかで、今にも立ち上がってうごきそうなくらい美しかった。
本のおかげで、あまり悲しまずにすんだかもしれません。
神との対話シリーズもオススメです。
サマーセット モームの「月と六ペンス」。
この本は、画家のゴーギャンがモデルとも言われていて、四十をすぎたひとりの男が、妻も子も家も仕事も、すべてを捨てて絵を描くことに生涯を捧げた話。
捧げた…といえば、聞こえはいいけれど、常識や社会の枠組みなんて超えてしまうくらい、「描かざるをえない」という衝動に支配された主人公の姿は、荒々しいけれど、「神」を感じる不思議な作品。
これを読むと、人間には本当はそれぞれに「天職」があるのかもしれないと、思わせてくれる本で、もっと真剣に生きたくなる一冊です。
そして、わたしの理想の女性、ターシャ・テューダの本。
実は写真集とかたくさんあったのですが、この本一冊だけを残しました。
彼女の描く絵本の世界を、そのまま生きている感じがとても大好き。
ひとつひとつのしぐさや考え方に「品」を感じるところが、憧れです。
…と、まぁ、こんな感じでセレクトしていって、ビッシリだった本を、ここまでミニマムにできました。
かなり、本棚に余裕ができました。
さて、次は、この本をすべて出して、もう一度確認して、本棚を粗大ゴミに出します。

ついでに、窓の下に立てかけてあるベランダ用の折りたたみのテーブルと椅子も、一緒に処分しちゃいましょう。

本棚がなくなり、かなりスッキリ!!
…ふぅ、あと本棚ひとつも頑張りま〜す。