朝食後、軽井沢銀座を歩いた。
この辺りは、セレブリティな別荘族が闊歩する!というだけあり、「商店街」と言えども、なんだかオシャレ。
東京の自由が丘みたく小さなお店やさんが集まっていて、和みかわいい商店街だ。
軽井沢銀座を食べ歩き
ソフトクリームにおやき、パン屋に蕎麦屋、カフェにソーセージのお店、はちみつや、団子などなど、ここに来たら、思わずお店の中を覗かないではいられない。
そして、朝食を食べたばかりでお腹がいっぱいだというのに、ついつい、またお店に入り、オーダーしてしまう…。

ちもと総本店の、そば団子。
こちらはお蕎麦やさんなので、お蕎麦も食べられるのですが、あいにく食事を終えたばかりなので、お団子を一つ。
普通の焼き団子も売っていましたが、この「そば団子」は、このお店ならではだと思います。

あんこの甘さは控えめでいい感じ。
「団子は、たった2個か」と思いきや、この「そば」で作った団子が、上あごにこびりつくぐらいネットリとしている。
意外なほど弾力があり、結構な高密度!
結果、普通の串に5個刺さった団子よりも、お腹が満たされてしまうのだ。(侮ってはいけない)
…という事で、「ソフトクリームが食べたい。おやきも食べたい」と思っていたけれど、あえなく、この「そば団子」で、お腹の容量がマックスになってしまい…。
仕方がないので、小腹を空かせるために脇道をそれて森の散歩に出かける事に。(軽井沢銀座はお腹が空いたら、また戻ろう)
少し脇道に出たら、聖パウロカトリック教会が見えました。

数人、写真を撮っているのが見えます。
こちらは、文豪川端康成氏の「掌の小説」や堀辰雄氏の「風立ちぬ」に描かれた場所。
そして、タレントの辺見えみりさんのご両親(西郷輝彦と辺見マリ)が結婚式を挙げた場所としても有名なんです。

木造の三角屋根のかわいい教会です。
そ〜っと中に入ってみると…。
ユリの花の高貴な香りに包まれました。

祭壇のあちこちに見事なユリの花束が飾られていて、木の壁や屋根は暖かく感じられて。
しばし、瞑想。
クリスチャンではありませんが、目を閉じて静かに祈りを捧げました。
その間、何人もの人が、教会に入っては出て行きましたから、本当にここは訪れる人が多いんですね。
静かな時間を楽しんだ後は、一休み。
軽井沢商店街ロータリーにあるベーカリーショップ「沢村」へ。

こちらのお店は東京の恵比寿にもあるのですが、旧軽井沢の沢村は、今年まだ、出来たばかり。
しかも、ベーカリーショップエリアとレストランエリアが分かれている、とても大きなお店なんです。
レストランエリアも行って食事がしたいのですが、まだそこまでお腹が空いていないので、まずはベーカリーショップでイートインすることにしました。
沢村のイートインスペースは、写真のショップ前にあるテーブルか、もしくはお店の裏にある外のテーブルか、もしくは2階になります。
私たちは、屋根付きの暖かい場所が好みなので、迷わず2階へ上がります。

窓から紅葉が見えて、ガラス張りで、とても開放的です。
テーブルもオシャレ。絵本などもたくさん置いてあります。

クロワッサンとくるみチーズパンを、ホットコーヒーとともにいただきます。
雨模様の軽井沢散歩は、とても寒かったので、ホットコーヒーを飲んだら、身体と心にしみるようでした。
ゆっくりと流れていく時間が心地よかった。
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沢村 軽井沢ランチ&ディナー