ベルロックを訪れた後、夕陽を見に、エアポートメサへ行きました。
ここの夕陽がとてもキレイなんです!
エアポートメサで夕陽を見る
カセドラルドックもベルロックもでしたが、ここ、エアポートメサでも駐車場がとても少なく…。
なんとか最後の一台!…という感じのスペースを確保し、車を無事に置くことができました。
エアポートメサは、夕陽の時間は特に大人気。
ここは四大ボルテックスのうちのひとつであるのと、この場所はとても見晴らしが良く、セドナの街と赤い岩山を360度の大パノラマで一望できるのは、唯一、ここだけ。
そのために、日没に近い時間は、駐車場が混み合います。
駐車場を確保するためには、日没より少し早い時間に行って、トレイルをお散歩するとか、瞑想するなどして待つ方がいいかも。
わたしたちが、このエアポートメサに到着したのは18時少し前。
岩山を登ると、もうすでに岩山が濃いオレンジ色を帯びていました。

このオレンジ色が、日が落ちるにしたがって、どんどんと濃くなってくるんです。
楽しみで楽しみで、どんどん岩山を登って行ったら…、途中で…「あああああ!!!」
突然のわたしの声にBさんが、「え?どうしたの?!」と。
「…わたし、自分が高所恐怖症だってことを、すっかり忘れてて…(汗)。」
それまで、目の前の岩山だけを見てひたすら登っていたんだけど、この景色を見た途端、ハッ!と我に帰り、急に、足がすくんじゃいました…。

下を見れば見るほど、どんどんと怖くなってきて、もう一歩も動けなくなりました。
どんどん上に登っていくみんなの後ろ姿を見送りつつ…。
動けなくなってしまう、今の今まで、まさか、自分が岩山に登れないなどということを、少しも想像していなかったので、ちょっとビックリ。
それと同時に、なんだかちょっと悔しくて情けない気分(泣)。
エアポートメサは、ほんの少しの時間で(10分くらいかしら)頂上まで登ることができます。(高所恐怖症の人以外)

下を見ると、夕陽目当ての人たちがどんどん岩山を登って集結してきます。
エアポートメサの岩山の頂上に登れない、頂上で瞑想だなんてとてもできないわたしは、仕方なく、その場で腰を下ろし、日没を待つことに。
このボルテックスでは上昇するエネルギーも流れていますが、同時に下降型の神聖なエネルギーも流れてきています。
それゆえ、ポジティブなものを引き寄せるにも、ネガティブなものを捨て去るにも適した場所。
また、オリオン座と強い結びつきがあります。オリオン座は、死と再生を表し、人や物事を新しく生まれ変わらせる創造的なパワーを象徴しています。〜セドナ・スピリチュアルガイド〜
さらに、ここのボルテックスのエネルギーは大地にあるのではなく、空中にあるのだそうです。
そして、その強力なエネルギーはこのあたり一帯を満たしているのだそうです。
なので、たとえ岩山に登れなかったとしてもエネルギーに包まれているのです。
そして、究極、わざわざ四大ボルテックスを訪ねなくても、セドナの街自体どこにいても、強力なボルテックスのエネルギーに包まれているのです。

日が落ち始めると、どんどんオレンジ色が増して、赤い土がより赤く、燃えるような色に変わります。

よく見かける「セドナ」の写真は、きっとこの時間に撮影されたものが多いのでしょう。
赤い三角や四角いボルテックスと呼ばれる地球のエネルギーの入り口と言われる岩山で、ぐるりと囲まれた小さなセドナの街が、
この時間、一層神秘性を帯びて、まるで赤い神殿に囲まれた「神々に守られた街」のように思えました。
あまりにも壮大で、あまりにも荘厳で、今まで見たことがない美しい光景に、セドナに一泊しかできないことを後悔しました。
今回、もう再び夕陽を見ることができないのが、すごく残念でなりませんでした。
もっとゆっくりここに居たい。
もっと感じたい。
今度は、パートナーとこの景色を見に来よう。
そう思いました。
◼︎セドナ旅行記のつづきはこちら
セドナのホテルはエアポートメサへ徒歩で行ける場所に宿泊しました