朝、フェニックススカイハーバー国際空港からアリゾナシャトルにて、いよいよ聖地、セドナに向かいます。
今回は8泊10日の旅行中、最初の一泊はフェニックススカイハーバー国際空港近くのホテル。
次に4泊5日で、今回のセドナ旅行の目玉「セドナ マゴ リトリートセンター」でのリトリート。
リトリート解散後は一泊セドナのホテル。
その後、再びフェニックススカイハーバー国際空港近くのホテルに泊まり、さらに羽田空港内のホテルに泊まるというスケジュール。
実は今回お世話になる「セドナ マゴ リトリートセンター」というのは、元々は、かの「セドナメソッド」を広めるために創られたリトリートセンターなのだとか。
セドナメッソドの地ではじめてのリトリート体験
「元々は」というのは、現在は経営者が代わり、「セドナメソッド」を広めるためのリトリートセンターではなく、
古代中国のタオイズム(道教)のトレーニング場所として、世界各国から心と体を整えに多くの人が訪れていました。
わたしはこのリトリートに参加するまで「セドナメソッド」の存在を知りませんでしたが、日常生活をしていると、思わず出てきてしまう不安やネガティブな感情。
それらを、シンプルな質問を使って、自問自答をしばらく繰り返すだけで、気持ちが軽く、明るく、穏やかになる…というメソッドなのだそうです。
現在も、このメソッドは愛されていて、「こころのチキンスープ」のジャック・キャンフィールド氏、「人生の答えはいつも私の中にある」のアラン・コーエン氏などの支持を受けています。
「セドナメソッド」のHPを見てみると、「1996年にセドナ・トレーニング協会を米アリゾナ州に設立」。
そして、「2012年よりSTAのオフィスはミネソタ州に移転しました」とあるので、このセドナ マゴ リトリートセンターは1996年に創られ、2012年より経営者が代わり、現在の形になったのですね。
セドナ マゴ リトリートセンターのHPはこちら。

このセドナ マゴ リトリートセンターへは、フェニックススカイハーバー国際空港からシャトルバスでコットンウッドに向かいます。
その後、コットンウッドからは、セドナ マゴ リトリートセンターの無料送迎(要予約)「マンゴ ピックアップ」と呼ばれるバンで移動します。

車窓に広がっていた、ただ青い空と広い大地があるだけの「何もな〜い」景色から、コットンウッドの「ちょっと家もチラホラ」なんていう場所を境に、急に赤土の舗装されていない一本道に!!

まだこの写真は平でキレイなほうですが、実際にはもっと細く、「これ4WDのほうが良くない?!」というくらいバンが上下に揺れるんです!
乗り物の揺れに強くないわたしは、胃が上下するたびに不安になりましたが、コットンウッドからの赤い道は20~30分ほどだったので、なんとか耐えきれました。
そして、到着したお部屋はこちら。

セドナの建物は、赤い土の景観に馴染むようになのかしら?赤土色の建物が多いですね。
各お部屋に椅子が1脚ずつ、置いてあります。
お部屋は、なかなかかわいい。

ベッドがふたつ。壁にはタオイズムの教えらしきものが書いてありますが、わたしにはサッパリ。
バスルーム。

洗面所。

コンパクトながら、女性が好みそうな可愛らしい印象のお部屋です。
ホテルとは違うので、タオルなどを取り替えて欲しい時は、タオルを床に置いておきます。(でないと取り替えられていません)
そして、こちらはオールインクルーシブで、3食が用意されています。
食事はもちろん、ヨガや瞑想などをする施設なので、ベジタリアン食で、肉の持ち込みも禁止になっています。
アルコールや嗜好品もこちらではありません。
お水はレセプションルームでいつでもペットボトルに詰めたい放題。(ペットボトルは自分で持参です)
セドナはとても乾燥していて、日中は半袖で過ごすほど暑いので、お水の確保は必須。
あと、男性で乾燥が激しくてカカトがひび割れた人もいたので、保湿クリームは絶対!ですね。
あと、紫外線も強いので、UVカットも必須。
わたしは保湿、紫外線カットの両方を兼ねてくれる「シアバター」を持参したので、肌荒れも少なくて済みました。

レセプションルームでは、お水の他、セルフで、ハーブティーもいただけます。
日頃、ケーキとかスイーツのおやつが楽しみのわたしは、「おやつがなくて大丈夫なのか?」と不安でしたが、こちらで出される食事がものすご〜く美味しくて、3食だけで十分でした。
こちらの食事は3食ともバイキングなので、自分の好きなものだけを好きなだけ食べられるシステム。
とある日の1日の食事はこんな感じ。
朝食は毎朝6:45〜8:00。

白いのはカッテージチーズなのですが、わたしはこれにハマって、毎食ドレッシング代わりにサラダの上に乗せて食べていました。
お昼は11:30〜13:00。

白いアスパラも新鮮で美味しかった!
キヌアもベジタリアンには欠かせない食材ですね。
そして、夕食は17:30〜19:00。

海藻も、海外ではあまり料理として使われるのを見ないのですが、「ヘルシーフード」という認識があるのでしょうか?
滞在中、ワカメスープだとか、海藻サラダだとかを、何度か食べることができました。
野菜はこちらの敷地内の農園で作られているみたいで、すごく新鮮で美味しい!
そして、フルーツもイチゴやぶどうやスイカなど、甘くて美味しかった。(フルーツは農園ではないと思う)
食事場所に移動するにも、ワークショップ会場に向かうにも、毎回10~30分の道のりをお部屋から歩くので、かなりの運動量。

毎回毎回、道に迷う人もいて、気がつけば、いつも団体移動。
一体、どのくらい敷地面積があるのだろ??
でっかい池まであるし(笑)。

そして、水着を持っていけばプールやジャグジーも楽しめたみたいです。
4泊5日、こちらで美味しくてヘルシーな食事と瞑想、運動をして楽しく過ごすことができました。
知り合った女性の中には「痩せたかも!」という人もいて、実りあるリトリートでした。
わたしは「リトリート体験」の夢が叶って、嬉しかったけれど、
実際に「リトリート体験」をしてみると、なんといっても「集団生活」なので、食事の時間や瞑想の時間などが決められていて、自由度が少ない感じ。
元々、集団生活が苦手なので、わたしにはちょっとストレス。
これをもっと、自分らしい自由で居心地のいいリトリートにするには、セドナに普通にホテルに一週間くらい宿泊して、お散歩&瞑想、ベジタリアンな食事をすれば、かなり非日常でいい感じなのでは?と。
このリトリートセンターの施設はとても静かで広くて素晴らしいけれど、次回は施設を利用したリトリートではなく、「自分リトリート」をしてみたい!と思いました。
◼︎セドナ旅行記のつづきはこちら
セドナ ベルロック 駐車場から頭痛発生!強力なボルテックス効果?!