21時、そろそろゲートが開きます。
ビジネスクラスの優先搭乗で、早めに機内へ入ります。
生まれてはじめてビジネスクラスでのフライトが体験できるので、ワクワク♪
ANAのビジネスクラスを初体験
機内に入り、早速、自分のシートへ。

ANAのホノルル行きは、シートがちょっとレトロ。
シートの上には枕と広げると寝袋的なものになるクッションが置いてあります。
ANAの他の路線のビジネスクラスのような、最新の「プライベート感」と「フルフラットシート」は、ハワイ路線ではまだ採用されていないみたいで、ちょっと残念。
でも、「よかったぁ。これならおしゃべりしながらハワイまで行けるね。」と。
意外にもパートナーは、開放感あふれるシートが、とても気に入った様子?!(笑)

座席の前には、イヤホンとスリッパの代わりにハワイでも履けるようにと、ビーチサンダルが用意されています。

早速、靴を脱ぎ捨て、ビーチサンダルに履き替えさせていただきます。
リラックス〜♪
これは「ビジネスクラスだからこそ」の心遣いですね。
前の席との席間が、かなり広い。

荷物を前の座席の下に入れると、荷物まで手が届かないっ!!
うっかり必要なものを取り出し忘れると、何度もシートを離れてはゴソゴソ…という羽目になるので、iPhoneやMyイヤホンやボールペンなどの必要なものは、着席する前にすべて出しておくのが正解。
席にしっかりと落ち着いたところで、ウエルカムドリンクを手にCAさんがご挨拶に来てくださいます。

シャンパンかオレンジジュースを選べ、わたしたちはシャンパンをチョイス。
飛行機に皆が乗り終わるまで、しばし、ゆったり。
これ!一度やってみたかったんですよね。
機内へはペットボトル持ち込み不可なのですが、ビジネスクラスでは、お水のペットボトルが一人ひとつづつ(320ml)配らるので、フライト中、自由に水分が補給できるのが嬉しい。

水は、「始原水 きりしまの名水」ですね。
機上ならではの楽しみ!と、映画を観るためにモニターを準備していたのですが…。

モニターが座席とかなりの至近距離にあるので、老眼のわたしとしては、画面にピントが合わせずらく…、とても見にくい。
あーあ、できればモニターは、前の座席シートの裏に張り付いていて欲しかったかなぁ…。
ということで、早々に映画を見るのは諦めました。(酔いの原因にもなりやすいしね)
思わぬ悪天候にビジネスクラスの良さを実感
そんなこんなしているうちに、無事に飛行機は離陸したのですが…。
今回のフライトはとても悪天候だったようで、気流が安定せずにガタンガタンとものすごい機体の揺れ。
地上のバスにすら酔ってしまうわたしにとって、あまり有難くない状況。
こういうとき、シートベルトをしていながらも、体を楽な角度に変えられる余裕があるビジネスクラスのシートは快適。
部屋の人の密集度も少ないので、空気がこもりすぎなくて呼吸がラクだし、人数に対してお手洗いの数が多いので、もし気分が悪くなっても安心。
直ぐに近い場所にCAさんもいるし、コールボタンを押せばすぐに来てくださる安心感は、エコノミー席に座っていた時と、まったく違う。
気流が悪いからこそ、ビジネスクラスの良さを身を持って実感できました。
いよいよビジネスクラスのお食事タイム
離陸してから2時間半過ぎた頃、ようやく揺れがおさまり、CAさんからアロマの香り付けがされた白いおしぼりが手渡され、「揺れ揺れ」の不安定だった気分がリフレッシュ。
続いて、お待ちかねのお食事タイム。(お腹が空き空きだよ〜)
ビジネスクラスでは、ひとテーブルづつ、白いクロスをかけてくださいます。

食前酒が欲しい方は、このタイミングにいただきます。
わたしは飲み物なしで、おつまみの「あられ」だけいただきました。

次にメニューが配られて、洋食か和食か?を選びます。
メニューはひとりずつ「◯◯様」と名前を読んで、オーダーを聞いていただけるのがスペシャルな感じ。
わたしは、2013年12月からハワイ路線専用に投入されたという「ロコモコ」が食べたかったので、洋食をチョイス。
ビジネスクラスの多くのかたが飲み物をオーダーしていたのか?
中央あたりの席に座っていたわたしのところに、ビジネスクラスの中で一番最初に、食事を運んでいただき、ちょっと照れました。

このロコモコ、ただのハンバーグじゃなくて、レンコンのハンバーグ。
そしてお米はヘルシーな雑穀米というところが、日系航空会社っぽくて、よかった。
見た目、ちょっと少なめな感じかなぁとは思いましたが、実際に食べてみると、ハンバーグが食べきれなくて…。
案外見た目よりもしっかりなメニューでした。
パートナーは和食をチョイス。

お皿の上の大きな包み紙の中には、ホカホカと温かいご飯。
これが食事の間じゅう、包みをあまりおおっぴらに開けなかったせいか、「ずっと温かくて、美味しい!」とパートナーに大好評。
トレイの上のパンは、パートナーが「和食でもパンが食べたい!」とお願いしたので、つけてくださってようです。
そういう要望もさりげなく応えてくださるところが、素晴らしい。
食事の後は、コーヒーとチョコレート。

カップでいただくコーヒーは、やはり美味しい。
この一杯のコーヒーが出てくることで、くつろぎ感が違う気がします。
大きな機体の揺れで、随分と遅くなってしまった食事のおかげで、一度消灯したものの、なんだかすぐに到着時間近くになってしまい、すぐに照明が点灯。
朝はフルーツ。

朝食的なパンとかがいっぱい出てくるのかと思いきや、このフルーツのみ。
以前、デルタに乗った時には2回も食事が出たのに、それを考えると、ちょっと物足りない気も…。
いや、お腹的には、さっき食べたばかりだから、フルーツで十分なんだけどね(笑)。
でも、食事が足りない人は自由に、うどんとかカレーライスとかオーダーできるので、オーダーしていらっしゃるかたも結構いらっしゃいました。
離陸して6時間ちょっと。窓からオアフ島の風景が見えてきました。

もうすぐホノルル到着です。
はじめてのビジネスクラスのフライトは安心感があって、機体の揺れで酔ってしまうこともなく、モリモリと機内食をいただけたので、すごく良かった。
これから海外へは是非、ビジネスクラスでフライトしたいなぁ。
◼︎旅行記のつづきはこちら
ホノルル空港から乗り継ぎ待ち時間と手荷物の失敗をしないために
◼︎帰路はユナイテッドのラウンジを使用
ユナイテッド航空 ビジネスクラスラウンジ ハワイ