出雲大社前の憧れの老舗「竹野屋旅館」でくつろぐ

今回、出雲旅の宿は出雲大社のすぐ近くの老舗旅館「竹野屋旅館」さん。

明治10年(西暦1877年)に創業の旅館で4年前に大規模な改装が施され、リニューアルしました。

実はこの旅館、歌手の竹内まりやさんのご実家で、出雲大社に来たら絶対泊まりたい憧れの場所でした。

出雲市駅からは一畑電車で30分で出雲大社前駅に到着。

いやはや。この日の気温35℃と真っ昼間に歩き回るのは危険な暑さ。

到着したばかりだけど…正直、暑すぎて、もう休みたくなった…(笑)

とりあえず参道のお店でお蕎麦を食べたり、お土産屋さんをのぞいたりして…、15時のチェックイン時間を待って、今夜のお宿竹野屋旅館さんに行きました。

竹野屋旅館さんの扉の向こうは静寂の別世界だった!

竹野屋旅館さんのサイトを拝見すると「神々の国への玄関宿」というキャッチコピーがついているのですが…。

ガラリと扉を開けると…。

一気に広くて涼しげな空間がぱぁ〜っと広がり…。

急に心が静かになり、今まで暑くて蒸し蒸しだった身体が、ほっと落ち着いて…。

なんだかもう外界とは別世界!異次元のようで、本当に「神々の国への玄関宿」な感じ。

靴を脱いで畳を歩く。

「畳の上を素足で歩く機会」が日常にあまり無いので、なんだか新鮮。

チェックインの手続きをしたら、スリッパを履いて、お部屋へ案内される途中がまたまた素敵。

あたたかい色の絨毯が敷かれた昔ながらの廊下。

木漏れ日に緑が映えて美しいお庭。

時代を感じさせるよく磨かれた歪みのあるガラスはとても趣がある。

…一瞬、時間が止まる。

エレベーターで上に上るわたしたちを見送ると、すぐさま階段を駆け上がり移動する仲居さん。

こういうところに「古き良い旅館」を感じる。

スタンダードな和室のお部屋に泊まる

お部屋の前には「はまなす」と書いてあり、お部屋はそれぞれに日本のお花の名前がついていました。

泊まるのはこの旅館の中で一番スタンダードな18㎡(11帖)の和室です。

「お布団もすでに敷いてございますので、もう、わたくしどもがお部屋へ伺うことはございませんので安心してお過ごしください」と、仲居さん。

扉を開けると…。

お部屋に、本当にお布団が敷かれていました(笑)

旅館って、ホテルと違って横になりたくても夕飯後までお布団が無くて、ちょっと寂しい思いをする時があります。

しかも、朝食後にまたゴロゴロしようと思ったら…すでに撤去されてしまっていることもあり…、さらに寂しすぎることもあるのですが…。

コロナのためとはいえ…、もうお布団が使えるだなんて、なんだか妙に嬉しかった。

壁には竹内まりやさんの歌「家に帰ろう (マイ・スイート・ホーム)」の一部が飾られています。

「心帰る場所はひとつ。いつものMy sweet sweet home〜♪」

つい口ずさんじゃう。

こちらは温泉ではないのですが大浴場があるので、入浴グッズを持ち運べるように、このかわいい紙製の巾着の中にアメニティが詰まっていました。

女性には歯ブラシ、ミキモトのシャンプーやボディーソープや化粧水や…基礎的なものの他にも、お風呂の後に履く靴下とか、タオルも綿とボディ洗い用の2種類も入っていて、本当に気配りが素晴らしい。

あと、個人的にはお手洗いの壁がかわいくて、テンション上がった。

ネットでは18㎡(11帖)と書いてあったけれど…、ホテルのように「バスルームやお手洗いまで含めた広さ」ではなく、純粋にくつろげる畳スペース部分が記載されているようです。

なので、十分くつろげる広さでした。

テーブルの上にはウエルカムのお茶菓子「出雲のお福わけ」が置かれていて、早速、お茶をいれていただきます。

お茶菓子をいただきながら、窓の外を眺めると…、青い空と白いもくもくした入道雲が眩しくて。

夏休みにおばぁちゃんの家に泊まり、スイカを食べながらこの景色見る…みたいな気分になった。(いや。そんな経験ないけど…)

不思議な懐かしさと落ち着きがこの旅館にはあり…、このあと大浴場でお風呂に入ってお布団でゴロゴロして…。

気がついたら「お!もう7時。夕食の時間じゃないか!」

結局、宿から一歩も出ずにのんびりしました。