引き寄せの法則の罠に10年もハマっていました

わたしは以前、たびたびこのブログで引き寄せの法則について書いていました。

10年もの長い間、どっぷりとその罠にハマり込んでしまっていました。

引き寄せの法則の書かれた本をたくさん読みました。

あなたがイメージしたものが人生に引き寄せられる

引き寄せるためにできるだけ”いい気分”を選ぶ

いつもこれを心に留め、日常からネガティブワードに触れそうなものは排除。

悲しく惨めな気持ちになるようなテレビドラマやニュースも見るのをやめました。

そして、周りの人に対してできるだけ感謝の方向からものを見るように心がけ、「いい気分」でいるようにしました。

「自分の感情とイメージと環境をコントロールすれば、いつか叶わない夢はない」と本気で信じていました。

絶対あり得ないミラクルが起こったから10年間も信じてしまった…

いやぁ。実に10年もの長い間、引き寄せの法則の罠に気づかずに信じていましたよ(笑)

今から10年前のわたしたちは、夫婦で月一回の外食すらもできないくらい日々の生活がやっとの収入。

お部屋を引越ししようと不動産屋に行くも…「あなたがたに貸す部屋はありません」とまで言われてしまうくらい大変な状況でした。

そんなキツイ世間様の言葉に心が折れてしまう時も、「早くこの大変な状況から抜け出したい!ラクになりたい!」という一心で引き寄せの法則を信じ続けていました。

これ以外、他にすがるものがなかったんです。

そんなある日、新宿で「マンションを買いに行こう」という看板が目に止まりました。

その瞬間、”高価すぎて絶対に手が届かない”と思い込んでいたマンションが、まるでスーパーでキュウリやナスを買うかのように簡単に買えるように思えて笑えました。

その数ヶ月後に、見学に行った新築のマンションのモデルルームに、たまたま担当してくださった方が、その当時わたしたちが住んでいたアパートの御近所さんで、すごく親身に相談に乗ってくださったり。

なぜか派遣会社の社員として3ヶ月パートナーと共に働いた実績(?)が認められ、不思議なことにローンが組めてしまい…、新築のマンションを購入することになりました。

その成功体験に狂喜乱舞。

わたしはすっかり引き寄せの法則に魅せられ、ハマってゆきました。

引き寄せの法則の矛盾に気づく

しかし、2019年、バリ島に行った時、一人の女性との出会いから、その「イメージしたものが引き寄せられる」の法則が崩れる時がやってきました。

その女性はバリ島に住んでいますが、人生で一度も「バリ島に住みたい」とか思ったことが無いそうです。

バリ島は愚か…一度も日本以外の場所に住む気もなく、考えたこともなかったそうです。

「バリがいいなんて言うのは観光客だけよ。わたしには戦場よ」と。

その言葉を聞いた時、ふいに自分が信じている引き寄せの法則に風穴があき始めました。

「え?イメージしたものが現実になるんじゃなくて…?」

驚いて言葉が出ませんでした。

そして、その女性のバリ島に在住するまでの経緯を聞くうちに…、彼女をここに連れてきたのは、宇宙の大きな力だと気がつきました。

…そうだ!

考えてみれば、「マンションを買いに行こう」の看板に出会わせてくれたのも、マンションのモデルルームで出会った担当者さんの家が御近所さんだったりしたのも。

派遣歴3ヶ月の、にわかOLのわたしとパートナーの二人分の収入を足しても、一人前のサラリーマンの収入にも届かないのに、不思議とローンが組めてしまったことも…すべてはその、大きな宇宙の力のおかげだと、ようやく気がつきました。

わたしは、ただ出会った、あの看板の言葉に「もしかしたらマンション手に入るかも!」と乗っかり、動いただけでした。

いつも出来事は起こってきただけ。

引き寄せの法則の罠は「人生を自分でコントロールできる」と錯覚してしまうこと

引き寄せの法則の本などを読むと、かなりノウハウちっくに能動的な文章が書かれています。

なので、まるで人生の主導権を握って、起こることをコントロールできるかのように錯覚してしまうのですが…。

「人生をコントロールしている気になる」というのは、引き寄せの法則の罠です。

人間、どうしても色々なものをコントロールし管理したがるんです。

仕事、健康、食事、睡眠、人間関係…いろいろなものを日々コントロールし、そこに達成感があり、満足するんです。

これと同じように引き寄せの法則も「コントロール、管理」という罠にハマってゆくのです。

「人生すべて思い通り」とか、まるで”コントロールした結果”のように書かれているけれど…、実際のところ、引き寄せの法則というのは、そもそも宇宙の大きな力の存在なしには成立しない。

願ってもいつそれが叶うのかわからない。

どんな方法で叶うのかわからない。

それが叶わず、違うものがやってくることもあるかもしれないし…という、言ってみれば”ほとんど宇宙にお任せ状態”

「いつか叶うかも」を夢見て…「明日こそは」と未来に希望をつなげている、この「引き寄せの法則は、本当はかなり受け身的。

でも、いろんなものがつい叶ったりすると、自然に起こっていることをすっかり忘れて「わたしが世界を引き寄せている」みたいな気分になるのです。

「わたしが」という主体が生じた瞬間、引き寄せの法則は重荷になり始めていくのです。

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