チャオプラヤー川 ディナークルーズで踊りまくった夜

「あ〜、疲れた!40分間も踊りまくって、足がヒクヒクする〜」とホテルの部屋のベッドに倒れこむパートナー。

「座っていてもよかったのに…。風邪ひいて、身体が辛いんじゃなかったけ?」とパートナーを見る。

「そうだよ。風邪ひいて体調が最悪だったんだよ。オレ。…でも、やっぱり、せっかくだから踊らなきゃ、でしょう?」

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チャオプラヤー川ディナークルーズに惹かれて…

数日前から鼻風邪をひいて、鼻水と喉の痛みと微熱とで、宿泊したホテル「ロイヤルオーキッドシェラトン」のお隣にあるショッピングモール「リバーシティ」の薬局で風邪薬を購入し、それを飲んで寝て…の状態だったパートナー。

なのに…部屋の窓から「リバーシティー」の乗船場から出航し、行き交うクルーズ船を眺めては、まるで子供のように「あ!紫色の(電飾の)船、今出航したよ」とか。

「ほら、見て!今度は青い(電飾の)船が戻ってきた!」と言いながら、その都度写真を撮り「青いのはホワイト・オーキッド・リバー・クルーズかぁ」と窓に張り付き状態。

…おーい。体調最悪で寝るはずじゃなかったのか?!

と思いつつ、パートナーに「見て見て!」と呼ばれるので、窓の外を見に行く…。

「そんなにディナークルーズ船が気になるなら、もう乗っちゃえば?!」

ということで、翌日の夜、ディナークルーズ船に乗ることに。

いよいよチャオプラヤー川、初ディナークルーズへ!

体調の悪いパートナーは、朝からずっとベッドの中。

19時集合のところ、18時40分まで寝ていて、ディナークルーズに出かけるために体力温存。

クルーズ船の出航する「リバーシティー」がホテルの隣で、本当によかった。

…というか、隣じゃなかったら、むしろ興味惹かれなかったかも…。

「これも運命だな」と、クルーズ船に釘付けだったのを運命のせいにするパートナー。

19時少し前、今夜乗るディナークルーズ船「チャオプラヤー・プリンセス号」の受付をリバーシティーの事務所で済ませる。

チャオプラヤー・プリンセス号だけでも4艘、他の会社のクルーズ船も何艘かが同じ場所から出航するので、わかりやすいように各船ごとに色分けされたシールを服に貼られる。

おかげで、乗船場はものすごい数の人でごった返している。

そんな中を「ウエルカム」と言いながら、タイの民族衣装を着た数人の女性が蘭の花を、素早く胸につけてくれて、すかさず同行のカメラマンが次々に記念写真を撮ってゆく。

その手早さに圧倒される。

この時撮影した写真は後から額に入れて、食事の後で売りに来るのだ。

だから、彼女たちは乗船する人がもれなく写真を撮るように”蘭の花”をつけて目印にするのだけど…、花を胸につけられるのはうれしいし、悪い気はしない。

…すっごく上手い手法だ。

クルーズ船で運命の女神がわたしたちに微笑んだ?!

そうこうしているうちに、わたしたちの乗る「チャオプラヤー・プリンセス号」が乗船場に近づいてきた。

2階船上ではスタッフの女性が一列に並び、1階の船の入り口ではサックス演奏でゲストを迎えてくれて、気分が盛り上がる。

次々と乗客は船に乗り、あらかじめ決められたテーブルに着席する。

わたしたちの席は1階。

窓際の席がよかったのだけれど、席の指定はできなかったので、これも運命。

窓際ではなく、内側の料理に近い席に着席すると、カクテルとポテトチップが用意されていた。

それをつまみながら、船のスタッフの挨拶を聞いているうちに、いつの間にか船は動き、食事の時間になる。

食事はビュッフェ形式。

中央テーブルにズラリと料理が並ぶ。

最初は皆、一斉に料理を取りに行くので、「ゆっくりと行ったり来たりして選ぶ…」なんてことはできないので、とりあえず目の前のものを取ってテーブルへ。

お肉が苦手なわたしでも、結構食べられるものが多い。

…すると、「テーブルが空いているので、窓際の席に移動しますか?」とスタッフさん。

「え、いいの?!」と、願ったり叶ったりのテーブル移動。

運命の女神がわたしたちに微笑んでくれたおかげで、チャオプラヤー川沿いのお寺のライトアップが、しっかり見られ、カメラにも収めることができました。

船内ではワールドワイドな”懐かしい曲”の歌と演奏で、ロマンチックムードが漂い、まるで「新婚旅行かクリスマスデートか」という気分。

ゆっくり食後のお茶まで飲んだら、今度は外の風を感じに2階へ上がる。

ディナークルーズは国境を超える?!

2階は蒸し暑いけれど、屋根がない部分は開放感いっぱい。

1階はしっとり”懐かしの曲”でムーディーだったけれど、2階はアップテンポでダンサブルな曲で、気持ち良さげに踊っている人、多数。

わたしとパートナーも楽しみたくて、踊りに加わる。

…と言っても踊ったことが無いので、すごくテキトーにステップを踏んで、めちゃくちゃダンス(笑)

どうせ誰も見ちゃいない。

段々と踊っているとアップテンポになってきて、みんな手をあげてジャンプしてノリノリ。

わたしたちも手を振り回し、飛び跳ねる。

インドから来ようが、中国から来ようが、インドネシアから来ようが、ヨーロッパから来ようが、みんなで飛び跳ねて、肩を組んで踊る。

歌手の人も歌いながら踊りの中央へ。

それに応えるかのように、こぶしをかかげ、踊りながら声をあげる。

言葉なんかわからなくても、へっちゃら。

どんどん楽しくなって、踊っているみんなが笑顔になって、汗をかいて…。

ここには国境もなく、言葉も関係なく、みんなが幸せそう。

世界中が、こんなふうに平和だったら楽しいのに。

高島屋のあるアイコンサイアム(ICON SIAM)が見えてきた。

…もうすぐ船を降りる時間だ。

最後に、船で一緒に踊っていた女性に「一緒に写真に写って!」と声をかけられ、「わたしのも撮って!」と、ポーズをとって写真に収まる。

見知らぬ国の名前も知らない人。

お互い何も知らなくても、楽しくなれた。

…以前は、今夜のように踊っている人がいても、絶対に踊らなかった…。

「人からどう見えるのか?」が気になって、恥ずかしかったから、踊れなかった。

でも、最近、素直に「自分が楽しい」と感じる方を選ぶようにしている。

もしかしたら、もう50才すぎているから”肝が座った”のかもしれないけれど、他人のことを気にするよりも、まずは自分を楽しませてあげたい、と思うようになった。

おかげで、今夜のような体験ができた。

「あ〜。クルーズ、全力で楽しめて、めっちゃよかったね!」

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