タイのワット・ポーで祈りを捧げ、タイマッサージも受ける

タイのバンコクで「一番行きたい!」と思っていたのがワット・ポー(涅槃寺)

ワットポーは、バンコク最古の寺院で正式名称は「ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーン」とめちゃ長い。

なぜ、わたしがこのお寺に行きたかったのかというと、ワット・ポーには「リクライニング・ブッダ」と言われるラーマ3世によって造立された全長46m、高さ15mの涅槃仏が見られるから。

そして、ラーマ3世によって医学の府とされたこの寺院内にタイマッサージの学校があり、「タイマッサージ総本山」と言われており、敷地内でタイ古式マッサージを受けることができるからです。

スポンサーリンク

ワット・ポーの本堂で感じた仏教の心

ワット・ポーの拝観には入場料が必要です。

一人200THB(693円/2019年5月現在)

フリーのお水の引換券があるのですが…案内がなく、結局最後まで引き換えできず…。

そして、敷地がとても広いのに、順路案内がなく、何を見て良いのかわからない。

ところどころにある「敷地全体図」を見ながらおおよその位置を把握しながら歩く感じです。

歩いていると、まずは本堂に突き当たりました。

靴を脱いで中に入ります。

正面に見える御本尊の黄金のブッダ像がキラッキラで、まぶしい。

こちらは御本尊も写真O.Kで、白装束に身を包んだ信者さんも観光客もみんな写真を撮っているという寛大さ。

iPhoneカメラで撮影し、目を閉じて手を合わせていると、大勢の観光客が出入りして、ガサガサしているはずなのに、なんとなく穏やかな気分になるから不思議。

「無宗教」と言いつつも、「仏教」のお寺にはなんとなく親しみ感じる。

12時過ぎ。しばらくすると僧侶の方がやってきて、お経が始まりました。

ふと気がつくと、いつの間にかわたしとパートナーは、白装束の信者さんたちに取り囲まれ、彼らの熱心な読経のど真ん中に!

…ぐるりと取り囲まれてしまっているので動くこともできず、目を閉じる。

耳に響き渡る読経の声が心地いい。

中にはお経を暗記してしまっている信者さんもいらして、信仰心の厚さを感じる。

長いお経が終わると、説法の時間。

何を話しているのかは全然わからないけれど、時折、信者さんが笑い、相槌を打ち…、とても楽しく説法を聞いている様子。

説法の最中も途切れることなく観光客が本堂に入って写真を撮ってゆく。

そういえば、バリ島はお寺の大切な場所は「他の宗教の人」は立ち入り禁止だった。

なので、「聖地」はクリーンに守られている感じがした。

でもここは、どんな宗教であろうと訪れた全員が入ることができる。

…そういえば、ブッダはそういう宗教や身分など分け隔てがなかった。

考えて見ればブッダは神ではなく、人間で。ヒンドゥーは神様だ。

この違いなのかな?

…そんなことを考えているうちに、最後のお経を読み終え、僧侶のかたに信者全員が額を何度か床に押し当て、お礼をしている。

信者さんの真ん中にデンと座っているわたしとパートナーも、同じようにする。

すべてが終わり、立ち上がろうとした時、隣に座っていた信者さんが、わたしに飴を差し出してくれた。

説法の途中、喉が痒くなって咳き込んでしまったので、それを気遣って、飴を差し出してくれたのだ。

白装束ではないし、お経も説法もわからない、明らかに「観光客」「よそ者」のわたし。

…作法も全然できていなくて、しかも途中咳き込んで…、集中できなかったかもしれないのに、僧侶の方々も信者さんも最後まで、場違いに、ど真ん中に座っているわたしたちを分け隔てなく受け入れてくれた。

これが仏教の心なのかな。

大切にしてもらえたのがうれしかった。

リクライニング・ブッダを見る

次は礼拝堂へ移動。

一番見たかった「リクライニング・ブッダ」

何やら礼拝堂内は「チャーンチャーン」と小さな鐘のような、楽器のような音がする。

リクライニング・ブッダは全長46m、高さ15mのブッダ像は、寝転んでいるにも関わらず、奈良の大仏より高さがあるらしい。

全身金箔でキラキラに輝いている。

悟りを開いたブッダの姿は輝いて見えたのかも。

足の裏に描かれた108の絵はすべて貝細工で、これもまたキラキラと虹色に輝いている。

ブッダにかかれば108の煩悩も輝きに変わる感じだ。

リクライニング・ブッダの足から背中の方に回ってみると…何やらたくさんの鉢が並べてある。

この鉢は煩悩の数と同じ108個。

20THBで硬貨を1カップ購入。

この鉢にお金を落としていくことで煩悩を捨てることができるそう。

真剣にコインを落とすパートナー。

コインを鉢の中に落とすと「チャーン」という音がする。

…お?!…鐘か楽器か何かの音がしている…と思ったのは「この音だったのか!」と謎が解ける。

わたしも一枚ずつ鉢の中に入れてゆく。

チャーンチャーン…一枚鉢に入れるたびに可愛い音がして、浄化される感じ。

…一枚づつ入れて行ったはずなのに…最後にコインが3枚余った。

どうやら「絶対108個ある」というワケではなさそう。

…それとも、わたしの煩悩の数が多かったのかしら…?

とりあえず、すべてのコインを鉢に入れ、煩悩は捨て去ったぞ。

煩悩を落として心がスッキリした後はタイマッサージを受けて身体もスッキリ!

ワット・ポー内の標識を頼りに「タイ・マッサージ」を求めて歩く。

マッサージの総本山「ワット・ポー・トラディショナル・メディカル・スクール」に到着。

周りには白い服を着たセラピストさんがたむろしている。

入り口の案内板を見ると、マッサージの料金表。

ちょっと風邪気味のパートナーの身体に合わせて、全身按摩30分320THB(1,107円/2019年5月現在)を二人とも受けることに…。

建物の中に入ると強烈な薬のような香りがして、お客さんとたくさんのセラピストが携帯片手に待機。

受付で番号札をもらい、20分待ちとのこと。

思ったよりも早い時間に番号を呼ばれ、代金を支払うと、程なく担当のセラピストが迎えに来てくれました。

わたしはスカートだったので、ハカマみたいなものを借り、それをスカートの上から着用し、指定された場所に横になる。

わたしの右隣は欧米人、左隣はパートナー。

わたし担当のセラピストさんはかなり高齢のおばぁちゃんで、パートナー担当のセラピストさんは若い感じの女の人。

男性セラピストもいて、年齢層も幅広く、誰がどんなセラピストさんに当たるかは選べない。

運命のまま、身を委ねる。

肘でグイグイとツボを抑え、身体に心地の良い痛みが走る。

タイ式のマッサージを初めて受け、短い時間ではあったけれど、すっかり身体がほぐれました。

パートナーなぞは眠たそうな目がカッと開き、明らかにスッキリしたのがわかる。

「いいね。これ。また明日も受けたいくらい」とパートナー。

時計を見ると、午前中に出てきたはずなのに、もうすっかり夕方16時過ぎ…。

ワット・ポーだけで1日が終わってしまった…。

わたしたちって、一つの場所でじっくりと遊ぶのが上手いよね。

スポンサーリンク

こちらも参考になります