「コケコッコー」の鳴き声に、驚いて目が覚めた。
…そうだった。
昨日、真夜中にバリ島のウブドのゲストハウスに到着し、荷物を盛大に広げたままシャワーも浴びずに、そのまま眠ってしまったのだった。
…と、ベッドの端でパートナーのカメラが落っこちそうになっているのを発見!
ヤバッ。
危うく寝返りで、カメラを壊してしまうところだった…(汗)
どうやら、襲いかかる睡魔に勝てずに眠ってしまったのはわたしだけではなかったみたい(笑)
ゲストハウスのオーナーさんが用意してくださる朝食をいただきながら、「子供の頃の夏休み」のようなのどかな気分になった。

…はぁ。夢のようだ。
今年の1月に初めて来た場所に、こんなに早く(3ヶ月後)来れるだなんて、思いもしなかった。
そして、ついでに、今回は「タイにも滞在」という、おまけまでついている。
こんなふうに2カ国巡りができるのも、まさに「特典航空券」のおかげだ。
以前から、なんとなく”クレジットカードで貯まったマイル(陸マイル)で飛行機に乗る”ということができる、ということは噂に聞いていたけれど、実行したのは初めて。
我が家が貯めていたのはANAマイルだが、名古屋空港からバリ島への直行便は…残念ながら、ない。
ANAと同じスターアライアンスの系列のシンガポール航空でシンガポールを経由するか、もしくはタイ航空でバンコク経由か…、もしくは成田経由で行くか…。
とにかく組み合わせはいろいろあるけれど、必ず”経由”になってしまう…。
「これだから田舎の空港は、使い勝手がイマイチなんだよな」と、この”経由”が、面倒に感じて、ちょっと不服だった。
でも、「海外特典航空券」を発券するにあたって色々と調べてみると…。
この”経由”を利用して、「往路か復路のどちらかで1回ストップオーバー(途中降機。24時間以上の滞在)ができる!」というルールがあることを発見。
提携航空会社の航空券を発券する時、「出発地⇄目的地」の一往復と同じマイル数で、2カ国訪問ができるのだ!(嬉)
「一粒で2度美味しい」とはこのことじゃん。(←たとえが古い)
これを知ったら、「直行便がなく、経由しか選べない」ということが、むしろ「特典」くらいに思えてきた。
というわけで、色々な国の雰囲気を味わいたいので、欲張りに「行きはシンガポール経由」「帰りはバンコク経由」にしてみました。
ストップオーバーを帰りの「バンコク」に設定。
結果、バリ島3週間、タイのバンコクに2週間の一ヶ月ほどの旅になりました。
いやぁ。「特典航空券」って素晴らしい制度ね。
そして、「特典航空券は取りにくい」と言われているみたいだけれど、少し時期をずらしたり、提携航空会社を駆使して「乗り継ぎ」の場所を色々と変えたりしてみると、結構、ひと月前くらいでも航空券が取れたりすることがわかりました。
これら、いろいろなもののおかげで、こうやって、いま、笹の葉ずれの音を感じながらブログを書けていたりする。

「こんなに早く再訪してくださるとは…!」と、ゲストハウスのオーナーに言われ、iPad前にしてブログの下書きをしていると…。
ブラインドタッチとは無縁の”一本指打法”でのライティングでも、何だか”それらしく”見えているらしい(笑)