「癒しの島バリ島」といえば、エステ、マッサージなど、スパも欠かせない!
ウブドは「街を歩けばスパにあたる」と言いたいくらい、スパが数多く存在する。
しかも、日本よりもかなり安い価格でサービスを得ることができる。
日頃、肩こり、背中の痛みなど不調を抱えているわたしとパートナーにとっては、まさに天国のような環境。
まずは日本人が行っても安心な2店舗を紹介します。
日本語で予約ができるJELATIK(ジェラティック)
日本だと、エステやスパは「女性のもの」という感じで、男性が受けられるスパがとても少ない。
なので、パートナーはアロママッサージが大好きなのだけれど、日常的に受けることが不可能。
だから、男女の区別なくアロマだろうがバリニーズだろうがリフレクソロジーだろうが、受けられるバリは、やっぱり男性のアロマファンにとっても、わたしたち女性にとっても「スパ天国」だと思う。
しかも、今回、電話で日本語予約できるスパを発見!
それがJELATIK(ジェラティック)
町歩きしがてら、気になるスパのメニューを集めるのも面白いです。

もし、空きがあれば、その場でも受けてもいいし、どのお店もスパメニューが豊富なので、カフェやホテルなどでじっくりとメニューを選んで、後日、ゆっくりと訪問するのもいいです。
JELATIK(ジェラティック)は、ハノマン通りからモンキーフォレストへ向かって、すぐのところです。

この石の看板が目印です。
この看板を見たら、敷地の中へ入ります。

なかなか立派な建物です。
ウブドの街スパにありがちな「呼び込み」がいないところが、ちょっと高級感があっていいです。
スタッフさんは日本語ペラペラで、「こちらへどうぞ」とまずはロッカーに案内されて、荷物を入れ、時計やアクセサリーを入れて鍵をかけるようにと促されます。
セキュリティー万全!
縦長の大きなロッカーなので、パートナーのリュックもラクラク入りました。(←なぜそんなに荷物が多いの?)
次にガウンを手渡してくださり、更衣室へ。
「お手洗いは行きますか?」も、日本語で聞いてくださるので、本当に何も心配なし。
お手洗いの後、手を洗う場所がわからなかったら、「こちらです」とすぐさま案内してくださり、本当に困ることがない。
海外では言葉が通じるだけでも、あまり緊張せずに、安心して身を委ねることができます。
今回はパートナーと一緒に「バリニーズマッサージ60分(RP.130,000)」と「リフレックマッサージ30分(Rp.80,000)」のトータル1時間半のスパタイム。
日本の10分の1くらいの価格で受けられるんです。
パートナーとは別々の個室で受けました。
こちらは紙パンツがなかったので、自前のパンツのままガウンを羽織り、足湯からスタートです。
カメラを施術室に持ち込まなかったので、写真がなくて残念なのですが、かわいいお花が浮いたフットバスの中に汚れた足を入れるのが、なんだか申し訳ないような気がしました。
足湯が終わったら、ベッドの上にうつ伏せになり、足からマッサージがスタート。
心地よい感じで1時間半が過ぎ、「シャワーは浴びますか?」と。
汗をかいていたので、お言葉に甘えてシャワーを浴びることにしたら…、シャワーには必要なボディーソープを手渡してくださいました。
シャワーはバスはあるんだけど、ソープがないところもたまにあるので、これは、うれしかった。
おかげで体も軽くなり、気分もサッパリ!
服を着替え、荷物を持って受付に行くと…、もうすでにパートナーがいました。

お水とフルーツの盛り合わせが目の前に運ばれてきました。
マンゴーとスイカがてんこ盛りです。
これをすべて食べたら、お腹いっぱいになりました…。
日本語通じるし、清潔だし、セキュリティー面もいいし、ソープもあるし、マッサージも気持ちよく、最後のてんこ盛りフルーツサービスも、とても「おもてなしの心」を感じるスパでした。
素朴なUBUD WELLNESS SPA(ウブド ウエルネス スパ)
UBUD WELLNESS SPA(ウブド ウエルネス スパ)はカキアンベーカリーの横の細い道を入ったところにあります。

こじんまりとした佇まいは”バリのおうち”という感じで、「これぞウブドの街スパ!」という感じで、ワクワク。
中に入ると、温かいジンジャーティーでもてなしてくださいました。

カップのお花が立体的になっていて、思わずつまんでみたくなる(笑)
建物も素朴で、気取ったところがなく、自然体で、なんだか温かさを感じます。
こちらは残念ながら、スタッフのかたは基本、英語なので日本語は通じませんが、日本語メニューがあるので、それを見ながら施術を選ぶことができます。

こちらのメニューで1番人気なのが、温かい石を使ったストーンマッサージ。
…でも、わたしとパートナーは選んだのはロミロミマッサージ(60分Rp.155,000)(←ひねくれ者?!)
案内された施術ルームは、オープンエアのベッドが二つあるお部屋でした。
バスタブがあり、その向こうにはブッダが静かに見守っています。
外の光が入ってくるので、開放感があります。

お部屋で紙パンツ、ガウンに着替えます。
まずは足湯に浸かり、その後、ガウンを脱いで、ベッドにうつ伏せになってマッサージ。
街なかにあるスパなので、時折、近所のお店の人の声や、テレビの音などが聞こえてきます。
マッサージを受けながら、ぼんやりとそれらの音を聞いていると、言葉がまったく理解できないので、いい感じでバックミュージックになり、心地よくなってきます。
すっかり夢心地になった頃…終わってしまうので、「90分にすればよかったかな」なんて、どんどん欲張りになってきちゃいます。
施術後、シャワーを使わせていただき、軽くオイルを流し、服に着替えました。
体から、ほんのりアロマオイルの香りがします。
ナチュラルなスパは自然体で、気取りなく、肩の力が抜けてゆきます。
もう一度受けたい街スパ
今回、JELATIK(ジェラティック)とUBUD WELLNESS SPA(ウブド ウエルネス スパ)の二つのスパをピックアップしましたが、技術的には正直、甲乙付け難い。
どちらも、気持ちよかった。
でも、わたしの個人的な好みとして、「次回もまた受けたいな」と思うのはJELATIK(ジェラティック)です。
その理由は、まず、鍵のかかるロッカーが完備されていること。
そして、日本語で予約ができ、スタッフと日本語のやりとりができること。
あとは清潔感とホスピタリティーが行き届いていること。
それがすべて安心感に繋がり、リラックスできました。
今回初めてのバリ島、初めてのウブド滞在で、わたしの体験したスパは、まだほんの数件。
ウブドの街は、本当に「数歩歩けばすぐにスパじゃないか?!」というくらい、たくさんのスパがあり、まだまだ行っていないスパがたくさん!
ウブドのスパは、通常日本では高くて頻繁に受けられない、全身のアロマトリートメントが2,000円くらいで受けられたり、リフレクソロジーなどは、30分くらいだと1,000円以下で受けられます。
今回は「全身トリートメント」にこだわってスパを回りましたが、次回はぜひ、「予約」とか堅苦しいこと(?)抜きで、本当にコーヒーを一杯飲むような気楽さで「足だけ」を毎日とか、マッサージを受けたい。
ウブドは外からガラス越しにリフレクソロジーなどの足のマッサージをしている様子が見えるスパもたくさんあり、多くのツーリストがマッサージを受けているので、安心して「ふらり」と立ち寄りマッサージができるんですよね。
長期滞在して、ぜひ、マッサージを活用して体のコンディションを整えて、首こり、肩こり、足のむくみとオサラバしたいわ。