バリ島 ウブドの市街地のど真ん中で田んぼが見えるカフェ

バリ島ウブドは元々は農村でした。

以前よりも観光客が増え、ウブド中心部はお店で混み合っていますが、まだまだ田んぼが残っていて、のどかな風景が楽しめる場所があります。

そんな、ウブドの街のど真ん中でも、田んぼからそよぐ風が感じられるオススメカフェを2つ紹介します。

CAFE ANGSA

CAFE ANGSAはハノマン通りにあります。

お店の入り口からチラリと覗くと、お店が奥に広く、田んぼが見えるような雰囲気だったので、思わず入っちゃいました。

奥に進むと…思った通り田園風景が広がっていました。

風が吹くたびに、収穫間近の、ちょっと乾燥気味な黄金色の稲の束がカサカサと音を立てて動く。

ウブドの田んぼは一年に3回稲を植えるのだそう。

また同じ”ウブド”でも田によっても田植えの時期や収穫の時期が違うので、一概に「わたしたちの訪れた1月は収穫だよ」とは言えないみたい。

例えば、ここのお店の前の田んぼは収穫間近で穂を垂れているけれど、ウブドの中でも、まだ田植えしたばかりのヒョロんとした「磯野波平さんの髪の毛」のような頼りなげな緑の苗の田もあり…と言った感じです。

バリは1年中を通して暑いので、何かを植えれば育つから、いつでも、どこかしらでお米の収穫が行われている感じ。

なんだか豊かです。

”田んぼ目の前!”のテーブル席にしようかと奥に行ったのですが、その横には、背もたれクッションのついたお座敷席が「こっちでリラックスしましょうよ」と誘っている(笑)

お言葉に甘えて(?)靴を脱いで座敷に上がり、クッションを背もたれに、紫のマットの上に両足を投げ出し、くつろぐ。

日本だったら、多分、この席には4人が座れるようにお座布団が4つ並ぶ。

そして、多分、「2人」だったら遠慮して座敷には座らず、椅子2脚置かれたテーブル席に座るだろう。

でも、ウブドでは長いマットと背もたれクッションの組み合わせ。

これを見たら、誰もが「暗黙の了解」で2人で座敷に上がり、壁に寄りかかり、足を伸ばすことだろう。

おかげで、ふと気がつくと、あぐらをかいたり、立膝で座ったり…、なかなか横着な格好になっている自分に気づく。

日本では絶対にしない格好だ。

でも、ウブドだと「どうぞどうぞ」と促され、日本では絶対に自分でも許せないような「横着さ」が許され、受容されている気分になる。

甘いスイカジュースを飲みながら、田園風景を眺める。

さっきまでバリバリと音を立てて走るバイクの音や車のクラクションが鳴り響いていたのに、一歩お店に入ると、まるで別世界のように感じられる。

深呼吸して湿っぽい緑の空気を吸い込むと、とても満ち足りた気持ちになってくる。

自分の心の”窮屈さ”とか”堅苦しさ”が、どんどん剥がれ落ちていくようだ。

atman nourish kafe

同じハノマン通り沿いにある「atman nourish kafe」もウブド市街の中心部にありながら田んぼが見渡せるカフェです。

ここで注意して欲しいのが、「atman kafe」という名前のカフェがハノマン通りに2店舗あること。

ハノマン通りを挟んで東に「atman kafe」(多分、同じ経営者だと思われる)があるので、田んぼビューしたいときは西側のカフェ「atman nourish kafe」を利用します。

あ、そうそう。

バリでは”カフェ”は「Cafe」ではなく「Kafe」と表記されることが多いです。

西側のatman nourish kafeは、入り口は少し狭い感じがしますが、奥行きがあります。

このatman nourish kafeはオーガニックカフェ、レストランだというだけでなく、店内にはオーガニック食材やオーガニック化粧品、クリスタル、ヨガウエア、ヨガマットやお水のボトルなどのヨガグッズなども販売されています。

食事や飲み物をオーダーした後、色々とお買い物されている方が多かったです。

せっかくなので、「一番奥の田んぼが見える席に座ろう!」と思ったのですが、すでに先約が…。

赤いワンピースがお似合いの、とっても素敵な女性がいらしたので、思わずカメラに収め、この雰囲気を壊したくなかったので、お座敷の席に座りました。

間近でなくても田んぼは見えるし、オープンエアなので、外からの風も十分感じられます。

…というか、ウブドのお店は大体、窓がなく、オープンエアで扇風機が回っていて、ほとんど”気温そのまま”

だから「冷房で冷えすぎて」とかの心配はないです。

しいて言えば、雨が降った後、肌寒くなった時に薄い上着を羽織る程度。

何か飲み物をオーダーしようとメニューを見て注文。

英語がわからないと、たまに、よくわからないものを注文してしまうものですね…。

わたしはレモングラスティーと普通なのですが…、パートナーには緑色のフレッシュジュース…。

「え?何をオーダーしたの?野菜ジュース?」

「スキンジュースって書いてあって、解説のところにウォーターメロン(スイカ)って書いてあったから、スイカやフルーツのミックスジュースだと思っていたんだけど…、全然赤くない…」とパートナー。

得体の知れない緑のジュースを飲んでみると…、まるで「きゅうり」

「あのさぁ。…もしかして”スキン”って”皮”のことじゃない?」

「だってウォーターメロンって…」

「だから”スイカの皮”…」

パートナーは「なるほど」と言った後、一口飲んで…渋い顔。

その顔に大笑い。

どうやらお気に召さなかったらしい…。

英語がわからないわたしたちは、”なんとな〜く”のニュアンスだけでオーダーしちゃうので、こういう珍事がよく起こったりする。

しかも、パートナーはかなりのチャレンジャーで、よせばいいのに「解説があっても想像できないようなローカルっぽいもの」とか「今まで聞いたことがないような料理や飲み物」をオーダーするので、余計にこういう珍事発生確率が高くなる(笑)

これがまた面白かったりする。

「わたしのレモングラス飲んでいいよ」の言葉に、パートナーは安堵の表情でレモングラスのお茶をすする。

のんびりとEvernoteに日記を書いていたら、いつの間にか田んぼビューの特等席は人が入れ替わっていた。

なんだかお腹が空いて、フィットチーネのナポリタンを追加オーダー。

このナポリタンのソースが”日本の喫茶店のナポリタンスパケティ”と違って、ただケチャップを使っている…というのではなく、ちょっと甘くて、美味しいんです。

麺が短くカットされているので、食べやすいような食べにくいような、微妙な感じですが、ソースがよく絡んでいます。

あと、なぜフィットチーネに「ナイフとフォーク」がつくのか?

ちょっと疑問なのですが…(笑)

さらにフィットチーネを短くカットして食べる…ってことなのかしら?

…と、ツッコミどころ満載なのですが、今回の旅は本当に、ホテルの食事もゲストハウスの食事も、何件か行ったオーガニックカフェの食事も、どれもクオリティーが高く、とても美味しかったのですが。

わたしの中で、このatman nourish kafeのナポリタンは「また食べたい」と思った食事、NO.1!

「これを食べるためだけにバリに行ってもいいかな」と思うくらいで、次回の滞在するときは、今回みたいにパートナーと半分こじゃなく、ぜひ、一人一皿食べてみたい。

そして、ハノマン通りを挟んで東側の「atman kafe」にも行ってみました。

やっぱりatman nourish kafeとatman kafeは雰囲気が似ています。

こちらの店舗は田んぼビューはなく、行き交う車や人を眺めることができます。

やはりこちらにもヨガグッズやスピリチュアルグッズがお店の前に並べられ、お買い物をすることもできます。

席は椅子席とお座敷席。

例のごとく、お座敷席ではツーリストたちがダラダラリラックス。

こちらのatman kafeの方が通りに広く面していて、天窓があるので、店内が明るめなので、PCを操るノマドの人たちが多いかも。

こういうカフェに毎日行っていると…、思わず、お座敷で足を組んだり上げたりしちゃうよね…。

なんだか「自由」って感じで、ウブドのカフェは、本当に居心地が良いです。

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