ロードバイクが我が家にやってきた!

新しいロードバイクが我が家にやってきた!

…と言っても”わたし”ではなく、パートナーがそれに乗るのだ。

パートナーは高校生の頃、夏休みになると毎年自転車を走らせ、住んでいた関東から信州を旅していた。

毎月自転車の雑誌を読み、サイクルショップのアルバイトもするくらい大好きだったらしい。

でも、わたしがパートナーと出会った十数年前から、「昔話」には聞くけれど、一度も”自転車に乗っている彼”を見たことがなかった。

それでも唯一、パートナーの実家に行くと、部屋に吊るされたロードバイクで「その頃の彼」の”カケラ”を感じることができた。

しかし、それも数ヶ月前に「断捨離」した。

その時は、再び「ロードバイクに乗る」なんてことは彼自身、夢にも思わなかっただろう。

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地方暮らしのゆるやかさが「やりたいこと」に気づかせてくれた

岐阜に引っ越してきてから半年。

県庁所在地とはいえ、地方都市はどことなくのんびりとしている。

山があって、川があって、家の近くには田んぼが広がり…、近所のカフェはほとんど18時で閉店。

陽が落ちると極端に人通りが減る。

田舎の生活は朝が早くて夜も早い。

“24時間眠らない東京”と比べたら、ぐーぐー寝られるし、生活のリズムがゆったりだ。

満員電車とも無縁。

そんな生活をしているうちに、”生まれも育ちも関東育ち”のパートナーの長年の緊張感がゆるんだのか?

「カメラで撮影に行きたい」とか「山に登りたい」とか「ジョギングしたい」とか「清流マラソン大会に出てみたい」とか色々なことをやりたくなったみたい。

そんな中で、「ロードバイクに乗りたい!」という思いが出てきたようだ。

「やりたい」けれど「できない?」

「自転車、買えば?」と言っていた矢先。

わたしが折りたたみ自転車で落車して、前歯を折ってしまった…。

「hinakoちゃん。今までマンションの納戸に自転車を収納しなければならなかったから折り畳み自転車にしていたけれど、今は土間収納に折りたたまなくても収納できるから、もっと乗りやすい安全な自転車に替えたら、どう?」
と、パートナー。

以前、ロードバイクに乗っていたパートナー曰く、折り畳み自転車は車輪が小さく、ハンドルが安定しないという。

だから、自転車にあまり乗ったことがないわたしには、扱いが大変なのだそう。

すぐにサイクルショップへ行って、「これ、部品がいいから、メンテすれば一生使えるよ」と、ブリジストンのロペタというすごく乗りやすくて可愛い自転車を買ってくれました。

「まさかhinakoちゃんが先に新車になるとは…」と苦笑いするパートナー。

自転車の代金5万円とさらに、わたしの前歯の差し歯に10万円…。

加えて、先月ハワイに行った支払いが今月だったりする…。

「ロードバイクは本体だけの価格。ペダルもついていないし、専用の靴、ヘルメット、サングラス、ウエア…すごくお金がかかるんだよ」とパートナー。

我が家の大蔵省であるパートナーは、なかなかロードバイクを購入する決断ができなくなってしまった。

「やりたい」を実現する時は宇宙が必要なものを用意してくれる

「でも、心がときめいたら絶対買うべき!お金はきっと、なんとかなる」

それからサイクルショップを2件見て回り、「やっぱりこれかな」というロードバイクをパートナーは購入しました。

それはパートナーが高校生の頃憧れたイタリアの自転車「ビアンキ」のロードバイク。

「僕の体にピッタリ!ジャストサイズなものが1年間、僕が買うのを待っていてくれたようだ」と興奮気味のパートナー。

その”彼の運命のロードバイク”は今年のモデルチェンジに伴い旧モデルだったので5万円引きで購入できました。

どうやら、このビアンキはリコールがあり一度回収された機種のようで、そのため販売が出遅れて売れ残ってしまっていたらしい。

おかげで差額分でペダル、ヘルメットや靴、ウエアなどを一通り揃えることができました。

しかも、わたしの今まで使っていた折り畳み自転車DAHONがオークションで4万円という高値で出品当日に落札。

雨風に一度も当たっていないし、大切にお部屋の納戸に収納していたので、すごくコンディションが良かったからみたい。

こんなふうに「好き」を実現するためには宇宙も手を貸してくれる。

「僕のDAHONも売って、ロードとは別に、ママチャリ買おうかな」とパートナー。

この時、わたしは初めてロードバイクとスーパーなどへ買い出しに行く自転車は”違う”ということを知った。

…なるほど。趣味の自転車はお金がかかるわけだ(笑)

「やりたいこと」をやると楽しい連鎖が起こる

新車のロードバイクを手にしたパートナーは、毎日川沿を走りに行っている。

「昔話」じゃなく、ウエアに身を包み、ロードバイクに乗るパートナーの姿を今見られることがうれしい。

そして、毎回乗るたびに「スゴイよコイツ。スピードを出すと車輪がピタッと真っ直ぐに決まる。僕がコイツの才能を引き出してやらないと」と言い、

「このロードバイクを乗りこなせる自分になるために筋肉をつけたい!」とまで言いだした。

「やりたい!」が次から次へ連鎖し、筋肉を強化するためのプロテインまで注文。

歩いて散歩もママチャリでスーパーもヨガも…すべては「体づくり」「体力づくり」だという意識も変化した。

“昔読んでいた”という雑誌を「これからは毎月購読する」と言い、その他に漫画「弱虫ペダル」も毎日2冊づつ購入して楽しそうに読んでいる。

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そして、わたしにまで「弱虫ペダル」を「読んでみる?」と、渡してくる…。

…どうもわたしとワクワクを共有したいらしい。

初めは渋々手に取ったけど、読み始めてみると、あまりの面白さにハマり、今では「きょうも2冊買った?」とわたしの方から聞くくらい夢中になっている。

…漫画にハマるなんて何年ぶりだろう?

高校生の時以来、わたしもドキドキした。

こういうドキドキ感って、自分が若くなったみたいで、ちょっといいかも。

パートナーは「弱虫ペダル」を読んでアドレナリンを全開にした後、走りに行く。

ちょっと自分が強くなったような気がするのかな。

…でも、まだ慣れていないから20分で帰ってくる…。

そして、今度は「ロードレーサーは足の毛を剃るのが基本」と自分専用のシェーバーを購入し、51歳にして初めてムダ毛のお手入れを!!

「どうして、足の毛を剃るの?」と聞いてみたら「空気抵抗が少ないからじゃないのかなぁ…」とパートナー。

…空気抵抗?

…っていうか、長いレギンス履くんだったら、変わらなくない?

と突っ込んでみるも、「剃るのが基本なんだよ!」と、どうやらロードの世界にトコトン浸りたい感ありあり。

好きなことに取り組んでいる時、パートナーはウキウキとしていて笑顔だ。

こちらまで楽しくなる。

「まさか50過ぎてからロードに乗るだなんて思わなかった。…そんな情熱はどこにも無いと思っていたから」と、パートナー自身が変化を楽しんでいる。

この小さな変化は将来の夢の実現に繋がっている

今年はなぜか二人とも「体」に意識が向いている気がする。

パートナーはロードバイクに乗って、「筋肉をつけたい!体力つけたい!」と言い出し。

わたしは先月行ったハワイでの水着姿が散々だったので、「水着の似合う体になる!」と決心して、骨盤ねじしめエクササイズを始めた。

去年まで「運動」とか「体力づくり」には無縁だった二人が、それぞれに合う方法をみつけて、それぞれに楽しんで実践している。

「…うわぁ、二人とも一年後には確実に体が変わってるね!」

そう思った瞬間、「世界一周」の文字が頭に浮かんだ。

あ!これって、弱々だったわたしたちが体力をつけて、夢の「世界一周」の実現に近づいているってことじゃない?!

「そうだ。これはきっと実現するステップの一つなんだ!」

と、前触れのように思えました。

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