岐阜に住み、月に2回ほど、パートナーの会社の出社日に合わせて東京へ移動する二拠点生活を送っています。
毎回、旅行気分で新幹線移動しているのですが、その際に気になるのが、天気と気温。
春の天気は移り変わりやすい。
日中22度!
なんて暑い日もあったかと思うと、…次の日は10度とか、気温の落差が激しい。
また、風が強い日などは、実際の気温よりも体感温度がかなり寒く感じたりする。
そして、移動距離が大きくなると、名古屋は晴れだったのに、東京は大雨…なんてこともあるし。
場所が違うと気温も違うことが多々ある。
さらに、滞在期間が長くなれば必然的に持っていく洋服の量も増えるし…。
出かける場所によっても服が変わる。
スーツケースの中に洋服を入れながら、「せめて持っていく上着は一着にしたい!」と思ったりする。
そういう時、トレンチコートはかなり使い勝手がいい。
ベーシックなトレンチコートは3シーズン活躍する万能コート
トレンチコートの色は断然、ベーシックなベージュ。
裏地の取り外しができる秋冬用のトレンチコートだと、なおいい。
秋冬はそのまま裏地がついたまま着用して、春には裏地を取り外して着られるので、真冬と真夏以外はイケる。
これ一着で、かなり長い時期着られるのがいい。
パートナーは「トレンチコート」と聞くと「就職活動」を思い出すそうで、「キチンとした場所」に似合うアイテムと言える。
トレンチコートの「キチンと感」は、就職活動の他にも、入学式、卒業式などの時も結婚式や二次会にも使える。
春のこの気候が微妙な時期、これさえあればコーディネイトに悩まなくていい。
そして、このトレンチコートに似合う中身は「スーツ」ばかりではない。
シャツとパンツというようなカッコイイ系はもちろん。
今日、わたしが着ているような甘めの花柄のロングスカートの上にパラリと羽織れば、「優しい女性」を演出しながらも、程よく品良くまとまる。
春のお洋服はどちらかというと、フワフワと甘め、フェミンンな感じのものが多いので、ちょっと「キリッと」スパイスを効かせてくれる感じ。
また、ニットとジーンズという”かなりラフ”なスタイルも、トレンチコートを羽織ることによって、知的な雰囲気も漂い「キレイめ」に見える。
「キチンとファッション」から「ゆるいファッション」まで幅広くコートの中に着られて、キマるのがいい。
そして、「ジャケット」の上にも重ねられるし、シンプルにワンピースを一枚の上からも着られる、というコートの中に着られる枚数もかなり柔軟。
さらに、就職活動の20代前半のお嬢さんもにも似合うし、わたしのような50歳超えた女性にも合う。
トレンチコートは、着る人も、着るシーンも、中に着る服の枚数も、スタイルも、かなり自由度が高く、包容力があるアイテムだ。
しかも、「スタンダードな形」は年数を経ても結構着られる。
新幹線の車窓から富士山を眺めながら東京へ。

コートを脱いでもシワになりにくいし、フックに引っ掛けても威圧感はない。
トレンチコートのおかげで、上着はあれこれと持たなくて良いので、荷物が圧倒的に少なくなる。
しかも、ラフなスタイルからドレーッシーなスタイルまで、自由に中身を変えられるので、たとえ一週間以上の長旅だったとしても、あまり洋服の「テイスト」を決めなくてもいい。
それがすごくラク。
さて、東京駅までの時間はまだありそう。
音楽でも聴きながら過ごしますか。