ふるさとに引っ越して実家が近くなり、親子関係が修復?!

関東から15年ぶりに故郷の岐阜に居を移しました。

故郷に帰ると、住んでいる地域は少し離れているとはいえ、車で15分くらいのところに実家があり、…もう父しかいませんが、関東で生活していた頃より実家との距離がグッと近くなりました。

わたしはこの「近くなること」について、瞑想の師であるプラユキ師に相談するくらい心配し、緊張していました。

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実家が近くなったことで親子関係が円滑になった

今までは、実家に帰るのは盆と正月の年に2回。

関東に住んでいるときは、それ以外、父と日常、接点はありませんでした。

電話のやりとりすらなかった。

今まで、それがわたしにはラクで、ずっと”そのまま”が続くのだと思っていました。

でも、色々なご縁と偶然で導かれるように岐阜に土地を購入し、家を建てることになり、「かわいい平家を建てたい」という夢が叶いました。

でも、その反面、場所が違うとはいえ”同じ市内”に住む父と「どう付き合っていけばいいのか?」よくわからなくて悩んでいました。

もう父も来年は80歳なので、人生も終盤。

「仲良くしたい」と思いました。

そんなわけで、移り住むまでは、あれこれと悩んでいたのですが…。

頭で色々と考えるよりも、実際には、ずっとうまく付き合っていけるような気がしてきました。

近くなって思うのは、「今まで、ずっと勝手にわたしが父のことを誤解していたのではなかろうか?」というくらい、「父はとても良い人だった!」ということ。

引越しの前日、父が新しい我が家に、わたしとパートナーが寝るためのお布団を運び込んでくれました。

それと一緒に母が使っていたエプロンとかゴミ箱とか雑巾とか、彼の考える「引越しに必要と思われるもの」を携えて来てくれました。

さらに「お墓まいりに行こうか」と一緒に母のお墓詣りをし、さらに昼食に誘ってくれたり。

車のないわたしとパートナーをホームセンターまで乗せて行ってくれたり。

工務店さんから聞いたのですが、家が建って、我が家の一般公開の日、真っ先に来場したのはウチの父だったそうです。

もしかして、わたしが岐阜に帰ってくるのをすごく楽しみにしてくれてたのかしら。

そんな色々なエピソードの断片をつなぎ合わせてみると…。

父がとてもわたしのことを大切にしてくれているのがわかりました。

それとともに、今まで「会うと緊張する存在」だった父の印象が随分と変わってきました。

先日、父が車に乗ってイチゴとしいたけと柿を我が家に届けてくれました。

形はあまり良くないけれど、大きくて立派なしいたけ。

「売り物」ではなく、自分が食べるために作った、しいたけと柿。

「今朝摘んで出荷準備した残り」だと言うイチゴ。

たくさんの季節の恵みが届きました。

早速、朝食にいただいたイチゴと柿を切って、コーンフレークに混ぜて食べてみる。

イチゴはシャッキシャキの歯ごたえで酸味がなく甘みが強く「これ単独で食べた方がよかったかしら?」と思うくらい美味しい。

柿も口がとろけるくらい甘い。

「(フルーツの)千疋屋もタカノに行っても、これだけのもの出ないよ」とパートナーも大絶賛。

後日、その感想を聞き、「このイチゴは売り物だから」と満足そうな父。

「ここはおばぁちゃんと息子の嫁さんでイチゴを作っとるんや。息子は今、5年の契約でメキシコに単身赴任で…」と、この美味しいイチゴを育てた人の話を聞く。

そして、また別の日には「大根の漬物」が届けられました。

これもどこかのおばぁちゃんの自家製のお漬物。

添加物も保存料も入っていないから、安心して食べられる。

しかも、程よい甘さで、塩加減がわたし好みな感じなのがうれしい。

「採れ過ぎたから。作り過ぎたから」と言うけれど、こんなに新鮮で質のいいものって、なかなか都会では手に入らない。

手に入れようとすると…どうしてもそれ相応のお金が必要になってくる。

「そのために」たくさんのお金を集める必要が出てきてしまうのが、都会のような気がする。

「それに比べて、なんて地方は豊かなんだ!」とパートナー。

こういう恵みのおすそ分けがいただけるのは、父のおかげだ。

父も定年退職までは海外出張が多く、まったく家にいなかった。

家にまったくいなかった分、家にいるときは運転できない母と買い物に行くために車で出かけたり…で、特に友人とどこかへ出かけるということもあまりなかったように思う。

なので、彼が定年後コツコツと毎日積み上げて来た人脈なのだと思う。

そうしてできた知り合いの方々からたくさんの物をいただき、その頂き物を、さらに我が家に届けてくれるのは、これはやっぱり「愛情だな」と思う。

今まで、わたしは父のどこがそんなに怖かったのだろう?

どうしてそんなに怒られていたのだろう?

わたしの心の風向きが変わってしまい、過去にどんな想いや不安があったのか?

その理由が、自分でもよくわからなくなってしまいました。

そして、なんだか今までとは違う、ちょっといい感じがしています。

そして、「自然でいいんだな」と少し気分が和らぎました。

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