岐阜に建て始めた家が、あと一週間で完成を迎えます。
ラストに向けて、神奈川の我が家と岐阜の工務店さんとの間で、激しくメールメールのやり取りが行われています。
そんな中で、大工さんに造っていただくリビングのドア(引き戸)に、光が入るようにガラスを入れていただく予定だったのですが…。
どんな感じのガラスを入れるのか、まったくアイデアが湧かず、困っていました。
「もう、よくわからないから普通にすりガラス入れちゃう?」(←面倒臭くてつい投げやりになる)
そう思っていた矢先、思いもよらぬ素敵なものが手に入りました!
思いもよらぬお宝が新しい我が家に!我が家のアイコンになりそうな予感
LDK入り口建具について、古い型板ガラスが手に入りました。
お好みによってですが、使うこと出来ますがいかがでしょうか。
とのメールで添付されていたガラスの画像がこちら。

まぁ。かわいい!
「ハートだ!」とパートナー。
「三つ葉のクローバーだ!」とわたし。
…ふたりの「絵柄」の認識に多少違いがあるものの、「ハート」も「三つ葉のクローバー」もどちらも「好印象!」ということで「これにしましょう!」と意見が一致。
すりガラス以外の他にアイデアが浮かばないもんね…。
早速、「これでお願いします」とメールを書き、返信。
「でも、このガラス、どこから出てきたんだろうね」
「こんなの造ってもらったら、一体、いくらくらいするんだろ?」
そんな疑問を持って、ネットで調べて見ると…。
この型板ガラスは、「アンティークガラス」もしくは「昭和のレトロガラス」と呼ばれているものなんですって!
日本のガラスメーカー3社(旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子)が1960年代中旬に製造販売した板ガラス。
1960年代半ばってことは、昭和40年くらい(?)
あら、わたしが生まれたのとほぼ同じ頃なのね!
強度は現在製造されているガラスよりも柄が入っている分、繊細ですが、普通のガラスでは出せないモダンな雰囲気を醸し出し、オシャレ感があり、とても人気なようです。
ですが、現在では数多くあった美しい型模様のガラスのほとんどが生産されておらず、古い住居に使われているもののみ。
そのため、市場に残っているものがとても少ない。
しかも、必要な大きさなかなか手に入りにくく、願ってもなかなか思ったようなものに出会えるかどうかはタイミング次第。
そんな希少なアンティークガラスが、思いもよらず、いきなり我が家にやってくることに!
我が家は天然木の床と天井なのだけれど、目指しているイメージは「山小屋風」
このアンティークガラスの絵柄がもし、「もみじ」や「イチョウ」や「笹」だったら民芸調になっちゃいそうだったので…(汗)
廃材として出てきたのが「クローバー」で(我が家的には)本当に良かった。
クローバーは旭硝子株式会社から1967年(昭和42年)に発売されていたものだそうです。
わたしたち夫婦は、この手のガラスがリアルタイムに入っていたのを見ていた年代。
このクローバーのガラスも「第二の人生」を我が家で一緒に過ごすのかと思うと、なんだか運命的なものを感じます。
三つ葉のクローバーは幸運のシンボル。
新しい家で幸せな生活が送れそうなそんな予感。
…と、ここまでブログを書き終えPCを閉じて、一回頭をクールダウンさせてから読み直して記事をアップするまで休憩。
気分転換にマンダラ塗り絵をしようとランダムにページを開く。
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緑の色鉛筆を手に取り、いざ色を塗ろう…と思ってマンダラの模様をよく見ると…。

あら?こんなところにもハートが!
緑に塗ったハートは、まるでクローバーの葉のよう!
ハートとクローバーが遊びに来てくれました。