遅発性フードアレルギー検査(IgG抗体)で腸内環境を知る

遅発性フードアレルギーの検査(IgG抗体検査)をして、血の量が足りず、再検査となったパートナー。

わたしの検査結果が届いてから遅れること2週間。

ようやく彼の検査結果もレポートとなり、自宅に届きました。

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遅発性フードアレルギーの検査(IgG抗体)の結果で数値が高かったら?

パートナーの結果レポートを見て見ると…。

まず、肉類の部門では「卵白と卵黄」が共に高い数値が出ています。

続いて乳製品は卵ほどでないものの、全体的に高い数値。

さらに検査結果を見て行くと…。

魚類はあまり数値が高くないのですが、フルーツの数値が高く。

もっと検査結果のレポートを読み進めて見ると…。

野菜や穀物などに至っては、低いレベルの食品を探すのが難しいほどの高い値を叩き出しまくっています。

この結果を元に、結果を「クラス0〜6」の7段階に分けます。

「クラス4」以上の値が出たものは4日間食事ローテーションから除外。

「クラス」3以上のものは4日に一回の食事ローテーションに含まれています。

と結果レポートのガイドラインとして書かれています。

パートナーの「クラス」分類結果は、次の通り。

製パン用イースト、卵、もやし、ブロッコリー、玉ねぎ、キャベツ、メロン、カリフラワー、チェリー、きゅうり、なす、キウイ、レタス、牛乳、さやいんげん、スイカ、ヨーグルトズッキーニが「レベル4以上」で食事ローテーションから除外。

食事ローテーション「4日に一回」ものもは、アーモンド、アボカド、カシューナッツ、チェダーチーズ、鶏、カカオ、カレーパウダー、生姜、グレープフルーツ、マンゴー、ピーマン、マッシュルーム、パパイヤ、パイナップル、昆布、気のあ、あずき、シーバーチ、大豆、スペルト小麦、ほうれん草、いちご。

驚くほど多い。

「何なんだ!これじゃなにも食べられないじゃないか?!」とパートナー。

こういうほとんどの食物に対して高い値が出た場合、可能性として考えられるのが「腸が荒れている」ということ。

胃が荒れている場合は安易に食事制限をしない

その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー
澤登雅一
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この「その不調あなたの好きな食べ物が原因だった?遅発型フードアレルギー」という本の中に、「IgG抗体検査の数値が高い場合」の見方が書いてありました。

このIgG抗体検査結果は2種類に分かれます。

  • 食物そのものが主な原因のパターン
  • 腸の粘膜の破綻が原因のパターン

わたしの検査結果のように「ガチョウ(一度も食べたことないけど)、乳製品、インゲン豆」くらいの少ない食品に高い数値が出ている場合は、「食物そのものが主な原因のパターン」

これらの食物を除外したり減らしたりすることも、全く苦ではありません。

「ガチョウ、乳製品、さやいんげん」がわたしの食生活から消えても、別に栄養バランスが崩れるほどのことはないでしょう。

でも、パートナーのように、どの食品もことごとく高い数値を叩き出しているような場合、「腸の粘膜の破綻が原因のパターン」に当てはまります。

こういう「腸粘膜が破綻している」場合、腸のふるいの目(ザルの目)が粗くなり、本来必要のないものまで腸から体内に入ってしまう「リーキガット症候群」という可能性もあります。

「リーキガット症候群」の原因は、食物に含まれる細菌、添加物、化学物質、ステロイド剤、鎮痛剤、抗生物質などの医薬品、砂糖のように精製された炭水化物、アルコール、ストレスなどです。

しかし、リーキガット症候群になっているかどうかを調べる専門の検査は残念ながら今のところありませんが、遅発性フードアレルギーを調べることで、その傾向を把握することが可能です。

リーキガット症候群でなくても、IgG抗体の検査結果の数値が軒並み高い場合は、「腸内環境を整えること」が大切になってきます。

そういえば、以前からパートナーは精神的にストレスがかかると、胃炎になったりお腹が痛くなったり、下痢をしたり…が多く、胃腸薬や抗生物質を人生のほとんどの期間を摂取していた気がします。

また、目の疲れからくる頭痛などで鎮痛剤が欠かせないようなところもありました。

それら薬の積み重ねが腸を荒らしている、とも考えられるし。

最近では、一時間に5回ほどトイレへ行くなど、腸の調子が以前に比べて格段に悪く、ストレスもかなりあるのだと思います。

これからどのような食生活にしていくのか?

腸が荒れている場合、ある意味、どんな食物に対しても過敏に反応した数値が出ているため、ある意味、これは食物に対しての正確な反応ではありません。

安易にこの検査結果からはじき出したコンピューターの提案通りに除外してしまうと、急激に栄養バランスが崩れ、体のバランスも崩れてしまう危険性もあります。

それを懸念して、日本アレルギー学会では病院ではこの検査を受けることを推奨していません。※日本アレルギー学会

あくまでも遅発性フードアレルギー(IgG抗体)検査も、その結果を受けての食生活改善も被験者本人の自己責任において行うことになります。

わたしたちは話し合い、二つの食物を一定期間だけ除去することにしました。

IgG抗体検査結果から得られた「レベル4」以上の食物の中で、とびきり数値が高かったのが「卵」

そして、パートナーの検査結果と、一緒に生活するわたしの検査結果にも「クラス3(4日に一度)」が出ていた「乳製品」

とは言っても、「完全に除去する」というのではなく、卵と乳製品」を自分でコントロールできる場合は、「食べないこと」を選択しますが…。

例えば、「誰かとの食事」や「好意で出していただいたもの、お土産でいただいたもの」に関しては、「有り難くいただきます」という「ゆるい感じ」で行うことにしました。

そこで、栄養的にバランスを欠いてはいけないので、代わりになる食べ物も調べました。

卵が食べられないことで心配になるのが「タンパク質」

でもタンパク質は、大豆、肉類、魚類、ナッツ、米でも補える。

そして、乳製品は豆乳やアーモンドミルクに変えることで、今までと同じような食生活ができることがわかりました。

「卵と乳製品を除去」食生活を実践して一週間で変化したこと

家での食事はこんなふうに代替品と取り替えることができるのですが、一番困るのが外食の時。

実際に「卵と乳製品」を食生活から外すと、外出で入るお店も限られてきました。

今までパンが大好きで、ベーカリーカフェに行っていたのですが、パンって「小麦粉と卵と乳製品」でできているんですものね。

絶対にNG。

こんなふうに、食事から「卵と乳製品」を抜いて気がついたのですが、驚くほど、カフェには「卵や乳製品」で作られたメニューが多い!

小麦粉で作られたものはほとんど「卵や乳製品」が”つなぎ”として入っている!

パンもクッキーもケーキもアイスクリームもパスタも…。

「卵と乳製品」を抜き始めた数日間は、外出中カフェに入って、「ついでに小腹が空いたから何か食べたい」という時に、何も食べるものがないのに困りました。

お腹が空いてもカフェでは「純粋にお茶を飲む」という選択肢しかなくて、それが寂しかった。

たまに「ヴィーガンメニュー」があるカフェで、スイーツも「卵、乳製品不使用」だったりすると、小躍りしたくなるくらい嬉しかった。

砂漠の中のオアシスを見つけたかのように、感激!

でも、しばらくして「卵と乳製品なし生活」に慣れてくると、逆に、選択肢がないことが快適に感じられるようになりました。

ショッピングセンターなどでレストランやカフェがずらりと並んでいると、今までなら「どのお店に入ろうか?」すっごく迷っていました。

でも、今はまったく迷いません。

食べられるものが決まっているので、必然的に「それがあるお店」に入ることになります。

メニュー選びも食べられるものが決まっているので、すぐに決まります。

最初は「制限」に思えたことが、「自由」にすら感じられる。

しかも、最近は「大好きだったベーカリーショップ」を見ても、まるで「自分の世界には存在しない」かのように、心惹かれることもなくなりました。

お店の前を通っても何も感じない。

体の変化云々はまだよくわかりませんが、意識がこんなに変化したことが、自分でも驚き!

そして、「卵と乳製品を抜いてみる」というのは別に一生抜かなくてもいいそうです。

6ヶ月ほど除去することで、抗体の数値が下がり、また再び気をつけながら食べられるようになるそうなのです。

パートナーの場合は目立って数値の高いものを数点選んで抜くことで、現在あるお腹の不調が改善されることを目的とします。

なので、ある一定の期間抜いて、調子が良くなれば何日かに一回、卵や乳製品を食べても良いと思っています。

そして、さらにお腹の調子を整えるために、これからはストレスマネジメントも大切かな。

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