「岐阜市の観光」というと、金華山に岐阜城のある岐阜公園を訪れて、夏は屋形船に乗って鵜飼漁を楽しんで鮎に舌鼓。
夜は長良川沿いの温泉旅館やホテルに泊まる、というのが一般的。
それに加えて、特に女性に散策して欲しいのが長良川沿いにある「川原町」と呼ばれる場所です。
岐阜市長良川温泉周辺の観光は川原町がイチオシ!

岐阜市の中心部、長良川の川沿いに立ち並ぶ古い格子戸のある家の町並みは、とてもノスタルジック。
季節を問わず、また、昼夜を問わずに非現実的で不思議な気分にさせてくれます。

木の扉、黒塗りの蔵、赤い番傘。
カメラ女子なら、きっと心惹かれる「撮りたいアングル」の宝庫で、嬉しい悲鳴をあげること間違いなし。
そして、さらに女性のお散歩に欠かせないのがカフェ&スイーツ。
この川原町にもすっごくおしゃれなカフェがあるんですよ。
「ひとやすみ」にオススメなのが「川原町屋」というカフェ。
100年以上前の和紙問屋を改装したカフェなんです。

お昼の日差しがちょうど建物の真上で、写真が光ってしまいましたが、赤い郵便ポストが目印です。
趣があるでしょう?
中に入ると畳の部屋に、所狭しとかわいい和小物が並んでいます。

もうすぐお正月なので、羽子板とかしめ飾りとかカレンダーとか、お正月グッズが多いかな。
さらに中に進むと、ショーケースには、美味しそうなケーキが!!

このショーケースの隣がキッチンで、オーブンではスコーンが焼かれ、美味しそうな香りが漂っていました。
入り口から、うなぎの寝床のような長い細い通路を通って、ようやくテーブルへ。

蔵の中を改装してテーブルを並べてあるのですが、蔵の扉が開け放してあるせいか、閉塞感は全くなくて、結構空気の流れがいい感じ。
わたしは先ほどのスコーンの香りの洗礼を受けて、スコーン&ロイヤルミルクティーのセットをオーダー。

このスコーンが、熱々で、外がカリッとしていて、口に入れるとホロホロですっごく美味しい!!
勿論、ロイヤルミルクティーとスコーンの相性も抜群。
さらに「フルーツティーポンチ」というのもオーダーしてみました。

ポットの中にはキウイやオレンジなどのドライフルーツが入っていて、これも食べられる、とのこと。
お茶もすごくフルーティーで美味しくて、さらにドライフルーツまで食べられて、お茶うけに、クッキーまで付いてくる!
何を飲んでも、何を食べても美味しいのではないか?と感じられるくらい、クオリティーが高かったです。
「また、絶対来たい!」と思うくらい、一気にこのカフェの大ファンになりました。
蔵の中は、数組のお客様はいらっしゃるものの、とても静か。
レトロモダンな空間で優雅に過ごせます。
他にも階段の上とか、うなぎの寝床の通路の途中途中にお部屋があるようなので、次に来るときは違うお部屋も体験してみたいかな。