京都といえば町屋。
せっかく古都、京都に来たのだから、ゆっくりと風情のある宿に泊まりたい!
でも、旅館だとお料理がついてきてしまうので、素泊まりできる町屋で「ちょっとだけ暮らす雰囲気を味わえたら」と思い、清水寺に近い「京都清水の町屋 和NAGOMI」に宿泊しました。
風情ある町屋宿泊は大正解!広くて、木の香りが心地よくて、リラックスできました
「京都清水の町屋 和NAGOMI」は京阪 清水五条駅から徒歩13分ほど。
面倒くさい場合は、京都駅から宿までタクシーに乗っても15分ほど(1500円くらい)の、アクセスが良い場所。
加えて、清水寺はもちろん、祇園、八坂神社、高台寺、三十三間堂などが近いので、観光にもなかなか便利。
さらに、コンビニも充実、素敵な外観や風情のあるカフェや、お豆腐料理をはじめ、京のおばんざいなど、多種多様な飲食店もたくさんあるので、食べるのにはまったく困らないという立地。

このように、外から見ると、古い建物ですが、2016年春にオープンという新しいお宿。

「花」「鳥」「月」「風」という4つのお部屋があります。
すべてのお部屋がメゾネットで43〜48平米という贅沢な広さで、ビジネスホテルよりはちょい高めで、高級ホテルよりは手頃といった感じの価格帯。

玄関を開けて中へ入ると、さらに扉がありました。

さらに中へ。

4部屋すべてのお部屋のドアが集結しています。
お部屋のドアは、テンキーパネルで、予約時にメールで送られてきた暗証番号を入力して、開けるしくみ。
ドアを閉めると、自動でロックされ、「町屋」といえどもセキュリティ万全です。
宿の人はいませんので、チェックインもチェックアウトも無人。
ついでに言えば、他の宿泊者とも、時々ドアの開け閉めの音や気配はするけれど、顔を合わせることはありませんでした。
ので、完全に、宿泊した日から「我が家感覚」になれました。
わたしたちが宿泊したのは「花」というお部屋。
中に入ると、一階にはリビング。

といっても、和室ですが、掘りごたつとテーブルとテレビがあります。
掘りごたつには床暖房システムが搭載されていました。(冬でも大丈夫そうです)
小さいながらも坪庭があり、ライトアップされた灯篭を眺められるのが、京都っぽい。
もちろん、Wi-Fiも完備で、パートナーは「サクサクつながる」と大喜び。
リビングの横にはキッチン。

といっても、レンジも包丁もないので、お料理はできません。
でも、「お茶を飲む」「茶器を洗う」だけではもったいないような、大きくて立派なシンク。(お金かかってるわ!)

毎日、人数分のミネラルウォーターとスティックコーヒー、ほうじ茶、緑茶が用意されています。
そのキッチンを通ると、洗面台。

真っ白なふかふかタオルが、気持ちよかったです。
髭剃り、歯ブラシ、綿棒、くし、シャワーキャップ、ドライヤーなどが置いてあります。
そして、その奥がお風呂。

黒いタイルに壁はひのき。
お風呂から先ほどリビングから見た坪庭が見えて、夜、お風呂に入ると、「まるで温泉にきているかのよう」
しかも、洗い場も広く、お風呂の湯気がたつと壁に使われている「ひのき」が香って、ものすごく癒される〜。
パートナーは、「仕事の打ち合わせのあと、このお風呂に入るとすごく癒される」と大絶賛。
このお風呂に毎日浸かれただけでも、十分、この和NAGOMIに宿泊した満足度がありました。
トイレも最新。

掃除も行き届いています。
床が廊下同様「木」なのもいい感じ。
さらに、階段を上がってみます。

2階にはふた部屋。
ふたつのうち、ひと部屋は寝室。

う〜ん。
実は向かって左側のベッドをわたしが使ったのですが、寝転ぶと、写真左上、エアコン前の「天井から突き出した木」が顔面ど真ん中で…。

寝る前までは気になりました。
ですが、寝てしまえば、まったく気にならず…、3泊過ごしました。
もう一部屋は、和室。

「ふたり」だと、このお部屋を使う機会がなかったのですが、ファミリーだったら、利用できるのかもしれませんね。
こちらのお部屋和NAGOMIで3泊宿泊させていただいたのですが、かなりゆったりとした気分で滞在できました。
木と畳のお部屋は、癒されますね。
京都に「我が家」ができたような気分です。
京都町屋 和NAGOMI