50歳過ぎたこの歳にして、まさか関東圏と中部圏の岐阜という遠距離を行き来する生活をするだなんて、まったく考えていませんでした。
でも、ふと気がつけば、まだ購入契約をした土地の引渡しも終わっていないのに…。
もうすでに、ひらめき(はずみ?)で契約した岐阜の土地の存在のおかげで、新幹線に乗って神奈川と岐阜を行き来していたりする。
二拠点を行き来するための下準備
計画的に「ここに家を建てよう」と考えていたわけではないので、岐阜に土地を購入することは、娘たち(関東圏に住む)と岐阜の父にしか話していない。
急に決めたので、「一番報告が必要なんじゃないの?」という、去年一緒に運営し始めた会社の社長にも、パートナーの両親にも報告をしていませんでした。
昨日、ようやくわたしのインフルエンザが治り、パートナーの両親に会いに行ってきました。
ご両親に会う前日、突然「岐阜に家が建ったら、神奈川の会社の事務所の近くで部屋を借りて行き来する。…ということにしてくれないか?」とパートナー。
???…してくれないか…ってどういうこと?
実際にそれをすることになると思うのだけれど…。
現にすでにこの今の時点で、先月は2回行き来をして、今月もすでに2回の岐阜行きが予定されている。

若かったら「長距離バスで格安移動」という手もあったかもしれない。
でも、乗り物酔いの激しいわたしとパートナーには「その選択」はまったくない。
新幹線を使って、せいぜい「ぷらっとこだま」や「JR+宿泊」などでほんの少しだけ交通費を浮かせて移動するくらいだ。
これから家を建てるとなると、建築屋さんの選定や打ち合わせにも出かけることになるし、家づくりが始まったら、地鎮祭なども含めて、家づくりの様子をちょくちょく見に行かなければならなくなる。
ホテルに泊まることも多々あると思う。
さらに家が建った後も、仕事は神奈川にあるし。
娘たちもパートナーの両親も関東にいるので、都心とはなんらかの形で関係を保っていくことになると思う。
その場合、都心に小さな部屋を借りるか?
ホテル滞在で良いのか?
そんなことも考えていかなくてはならない。
「二拠点で生活するって、結構費用がかかるね。大丈夫なの?」と聞いたら。
「二拠点移動がずっと必要なわけではなく、今は行き来が必要な時期だからそうするだけ。それは固定費じゃなくて、流動的なものだから」とパートナー。
「ネットで仕事をしている人だと住んでいる場所イコール仕事の場所ではないから、その辺り、こだわらない柔軟な人が多いんだけど。そうではない親世代や場所に溶け込んで仕事をしている人たちは、これをどう感じるんだろうね…」とパートナー。
パートナーの両親へは、パートナーが岐阜に土地を買うことを報告しました。
いつか地方都市に住みたいと考えていたこと。岐阜に行ってからの仕事のヴィジョンなどをわかりやすく話しました。
そのことについて特に反対はなかったので、ホッ。
そして、一番大事な会社の社長へは…、パートナーが事務所に行った時に報告しました。
社長からは、「やりたいことは後悔しないように何でもやるといい」との返事が返ってきたらしい。
そのことが少し嬉しかった。
後日、またキチンと今後の会社のヴィジョンも交え、岐阜に住むことも会って話をするそうだけれど、理解のある社長で少しホッとしました。
今年は実際にいろいろ行動を起こして変化していくことが多くなり、すごく忙しくなりそうです。