フランス生まれのかわいいストウブ(STAUB)の鍋「ピコ・ココット ラウンド20cm」が我が家にやってきました。
ストウブ鍋で簡単、短時間でご飯が炊けたので、炊飯器を断捨離しちゃいます
このストウブ(STAUB)を購入しようと思ったのは、つい先日、ブログにも書きましたが、料理家の栗原はるみさんの「はるみのこねないパン」の基本のブール形のパンをオーブンで焼く際に、ホーロー鍋を使用していたから。
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書籍で、栗原はるみさんの使っているホーロー鍋はル・クルーゼ(樹脂製つまみのものはNG)。
でも、あえてストウブにしようと思ったのは、無水調理(少量のお水で調理ができて、蒸し料理が得意)ができるから。
ストウブの鍋は、つまみが真鍮でできているからオーブンにそのまま入れても高温に耐えられるので、「はるみのこねないパン」に使えます。(つまみを取り替える必要なし)
オーブンの他にもIH、直火にも対応しているので、ほとんどの家庭で使うことができます。(電子レンジはNG)
そして、決め手だったのは、この蓋の裏のブツブツした突起。

この突起が食材から出た水分を蒸気に変え、鍋の内部で対流。
蓋についた蒸気がしずくとなり、食材にまんべんなく降り注ぐ「アロマ・レイン」の仕組み。
いかにも美味しそうでしょ?
そして、どのホーロー鍋もそうだけど、強火にかけてはダメで、じっくりゆっくり中火から弱火で調理します。
なんだかこういうゆっくりじっくりな感じって、「丁寧さ」を感じる。
それで、すごくストウブの鍋が欲しくなって、パートナーに相談すると、「いいよ」と。
「これを機に、古いお鍋を捨てようかな。どれも10年以上使ってる」
「圧力鍋の柄が欠けていたよね。でもさ、一番我が家が使っていないのは炊飯器じゃない?」と。
実は我が家は、パン好きなこともあり、ご飯の出番が非常に少ないです。
そして、たまにご飯が食べたくなると、パートナーがお鍋でご飯を炊いてくれていました。
でも、見ていると火加減とか難しそうで…。
わたしがやると、失敗しそうで怖くて鍋でご飯を炊くのは、完全にパートナーの担当になっていました。
でも、この「ストウブのお鍋ならご飯が美味しく炊ける!」とネットでは大評判だったので、栗原はるみさんのこねないパンを焼く前にちょっと、ご飯を炊いてみることを思い立ちました。
さて、我が家に届いたストウブの鍋「ピコ・ココット ラウンド20cm」はこちら。

フランスのカラーのあしらわれたリボンがすっごくかわいい。
我が家はグレーを選びました。
まずはご飯を炊く前に、お鍋を使えるように「シーズニング」という、植物油を塗って火にかけて、お鍋が冷めたら余分な油をぬぐうという作業を3回ほど繰り返します。

我が家はオリーブオイルで、キッチンペーパーに染み込ませて、鍋底も側面もまんべんなく塗り、1時間ほどで作業を終えました。
仕上がりはこんな感じです。

心なしかお鍋が潤っていい感じ♪
お鍋の内側が黒いので、焦げてもあまり目立ちそうもなくて、汚れなくていいかも。
今回、このストウブのお鍋のために、金属製のおたまだと傷ついてしまうし、両方にお鍋の取っ手があるので鍋つかみを新調。

そうそう。蓋のつまみも真鍮なので、熱いんですよね。(気をつけないと)
ということで、使う準備が整い、いよいよご飯を炊きます。
お米はボウルで洗い、ざるにあげて30分〜40分。
ストウブの鍋に入れて、お水を一合あたり200cc。

火加減を失敗しないように、三口コンロの一番奥の小さいコンロにかけます。
蓋をはずしたまま中火で5分。
ほどなくブクブクと音がしてくるので、菜箸で混ぜて蓋をして弱火にして10分。
蓋をしたまま蒸らしが15分。
蓋を取って中をみると、「わぁ!ご飯が炊けてる!!」。

写真を撮るよりも、炊き上がりが心配で、思わず混ぜちゃった。
一粒一粒がしっかりとしていて、鍋を開けた瞬間は「硬いかなぁ」と思ったのですが、混ぜて食べてみると、まったくそんな心配は無用でした。

「わぁ!美味しい!君でも炊けたね。」
その瞬間、我が家の炊飯器は断捨離することになりました。
「ちょうど会社で、炊飯器欲しい人がいるから、その人にあげよう。」とパートナー。
お世話になった炊飯器もまた活躍できそうです。
思ったよりも短時間で、難しい工程もなく、簡単にご飯が美味しく炊けてしまった。
同じご飯がこんなに美味しくなるなら、ちょっと高いけれど、その価値はあると思う。
だって、毎日おいしいものが食べたいんだもん。

「ああ!もしかして、この大きさなら「目玉焼きふたつ」というのもイケるのでは?
そうなったら、朝食の卵料理はこれで作れるから、小さなフライパンも必要なくなるかも。」
ちょっと試してみようかな。
でも、ご飯を炊いて、卵料理もしたら、スープはどこで作ればいいのかしら??
せっかく無水調理で、野菜スープだって絶対美味しいのに…。
ああ、どれもこれもこのストウブで調理したい!!
「もうひとつ、14cmの小さめのものがあると便利かなぁ。」と言って、パートナーのほうに目をやる。
美味しいものにはかなわないなぁ(笑)。
■ストウブでこねないパンを作りました