熱海駅でタクシーに乗って、くねくねとした山道を登ります。
ちょうど桜の花が咲いていて、とてもキレイで、「すごくいい季節に熱海に来たなぁ」と木々の緑を見ながら思いました。
到着したホテルは、オーベルジュDenナチュレです。
「オーベルジュ」という新しいスタイルのホテルの体験
今回、はじめて「オーベルジュ」というスタイルのホテルに宿泊します。
オーベルジュとは、メインがレストランで、サブとして宿泊施設が付いている…という感じのホテルです。
食事に一番力を注いでいるホテルなので、「オーベルジュ=食事がおいしい!」というイメージで、「食べるために泊まる」と言っても過言ではないと思います。
基本、レストランなので、サービスできる範囲のお客様のみなので、お部屋数が少なく、静かに過ごせます。
オーベルジュDenナチュレは、全部で16室。
タクシーから降りると、すぐにドアマンが迎えに来てくださり、ササっと荷物を持ってロビーのソファーへと案内されたので、外観を写真に収めるのを忘れていました(すみません)。
ソファーに座ると、まずはおしぼりが出されました。

まるでジュエリーケースのような、すごくカッコイイ箱におしぼりが入っていてビックリ!
おしぼりもふわふわでやわらか!!
ウエルカムドリンクにはミモザ。

なかなか素敵な歓迎を受けながら、チェックイン手続きをします。
フロントに「宿泊する〇〇です」と言わないのが、ホテルのクラブフロア(特別客室のお客様)を思わせて、なんだか特別感があります。
やっぱり、女性としては、ホテルから大切に扱われると嬉しいものですね。
オーベルジュらしく、チェックインの手続きの際に、今夜のメニューと明日の朝のメニューのリストをいただきました。

きちんと名前が書かれてあるところが、また素晴らしい!
ひとつひとつメニューを丁寧に読みあげて下さり、苦手な食材やアレルギーが出る食材などを、ここでチェック。

パートナーは、生の玉ねぎやネギ、ニンニクなどを食べるとお腹が痛くなるので、それを伝えました。
続いて、エステなどの予約の有無を聞いてくださり、女性限定でかわいい和柄の巾着ポーチをプレゼントしてくださいます。
数種類の中から選ばせていただいて、どれにしようかと迷いに迷って、こちらの柄に決めました。

このポーチは、なかなか重宝で、ディナーの時や大浴場に行く際に、部屋のキーやハンカチやティッシュなどこれに入れて持ち歩けたのが良かった。
チェックイン手続きの後は、館内を案内されながらお部屋に向かいます。
2階、最上階には夜と朝に御世話になるメインダイニング「空(くう)」と、その手前にちょっとしたラウンジスペース。

こちらではセルフでいつでもコーヒーやお茶などがいただけます。

はちみつも置いてあり、種類もなかなか豊富です。
そして、地下一階に「禅ルーム」という、ヨガマットが敷かれたスペース。

こちらからは、熱海の街と海が見えます。

夏の花火大会の花火のときは、「花火が眼下に見える」そうで、すばらしい眺め!
他にも、ゴルフシュミレーションやライブラリー。

地下1階の大浴場と湯上りの牛乳&コーヒー牛乳と、なかなか至れり尽くせり。

同じ地下1階にわたしたちのお部屋があるとのことで、そちらに向かうと、エステのお部屋がありました。

よく見ると、看板に「エサレンマッサージ」の文字が!
チェックインの時は、1泊2日なので、「マッサージを入れると、ゆっくりした時間がなくなってしまうから」と、お願いしなかったのですが…。
「エサレンマッサージ」の文字を見た途端、「受けてみようかな」と気分が変わりました。
「エサレンマッサージ」のネイティブ・アメリカンの部族のひとつである『エサレン族』の名前から付けられマッサージ法です。
十年ほど前に一度受けたことがあり、躍動感が感じられるマッサージで、なかなか受けられる場所が少ないので、お願いしようと思いました。
「男性はこのマッサージ、受けられますか?」とお聞きすると、「大丈夫です!」とのこと。
男性のオイルマッサージって、受けられるところが限られているので、パートナーは大喜び。
ふたりで一緒にマッサージを受けることに。
さぁ、新しい”お楽しみ”が増えたところで、いよいよ、わたしたちのお部屋へ向かいます。
■オーベルジュDenの露天風呂付き客室(和室)の記事はこちら
熱海 露天風呂付き客室 オーシャンビューのお部屋