なんと!不動産屋さんとマンションを売却する契約を交わしてから、たった一週間でマンションが売れました。
正直、これには驚きました!!
これは、きっと「物を持たない暮らしの効果」だと思うんです。
物を持たないシンプルな部屋はインパクトが強いらしい
先日、マンション売却のためにお部屋の写真撮影をして、すぐに写真をインターネットにアップしていただいたところ、その日に1件。
次の日に3件の見学希望者のかたが現れました。
不動産屋さん曰く、「一週間で2件というのはあっても、4件も見学者が来るのはそうそうないです」なのだそうです。
さらに、「早ければ一ヶ月で売れるのですが、公開して数日で売れるのは、私の中でも最速記録かもしれません」と。
実は、同じマンション内でも、もっと上の階層のお部屋で、同じ間取り、広さで売りに出されているものもあるのだそうです。
「眺め」という点では、上のお部屋よりも我が家はちょっと劣勢ではあるものの、見学者が多かったのは、
やはり、お部屋の写真を載せてから反響があったので、写真良かったのだと思います。

写真を撮る日までに、「まるでミニマリストの人のようなキッチン」になるまで断捨離をして、掃除をしました。
そして、マンションの見学のかたを迎える当日は、いつも使っているスポンジやたわし、食器洗い洗剤などは、キッチン下の収納に隠しておきました。
洗面所の小物も、もちろんひとつのこらず、すべて下の収納に。
洗面所も、まるで新築のようにスッキリ!サッパリ!
でも、あまりにも物を隠しすぎたので(笑)、見学のかたに「あのぉ、いつも使っている歯ブラシはどこにあるのですか?」と、質問される場面もありました。
あまりにも物が置かれなさすぎで、生活感が感じられなくなってしまい、わたしたちの生活が心配になってしまったようです。
「あ、別に歯磨きしていないわけじゃないですよ」
そう言いながら、歯ブラシを片付けた収納の中をお見せすると、
「あ、歯ブラシだ!ここに置けばスッキリみえるんですね。わたしもそうしてみます」と安心されたようです。
さらに、「本当にキレイに住まれているんですね」と一部屋見るごとに、褒めてくださいました。

中古でマンションを購入するとき、前の持ち主がどんな人なのか?というのは、やはり気になるところです。
どんなふうにお部屋が使われて、どんなふうに生活しているのか?
そして、実際に住んでいる経験者として、気になる朝のエレベーターの混み具合だったり、上下階やお隣に住んでいる人たちのことや音について、質問に答えたり。
はじめて「中古マンションの見学会」を、売主側として体験して、こういうマンションの居住性について丸ごと見られるのが、見学会なんだなぁ、と思いました。
そして、多分、わたしたちが住んでいるお部屋は、ウォークインクロゼットや押入れや、玄関周りや各部屋にと、据付の収納スペースがかなり多いものだと思います。
だからこそ、ミニマリストのかたがたに限りなく近いお部屋みたいに、家具以外、ほとんど何もないお部屋を見せることができたのだと思います。
自分もたくさん断捨離してシンプルにしてきたけれど、やっぱり収納量が多いという点で、このお部屋に助けられた気がします。
そして、物がないからこそ、壁の白い色がレフ板のような効果をして、「キレイな物件」の写真が撮れたのだと思います。
見ようによっては、「無印良品のお店のディスプレイのよう」に見えたのかもしれません。
「物をもっていない」って、お部屋がキレイなので、マンションを売る際には「利点」になることもあるんですね。
「先方さんは3月5日に現在お住いのマンションを更新だとかで、2月中旬には鍵を渡して欲しいとのことです。」
「え?じゃ、もうあと二週間しかないですね(汗)。」
とのことで、早々に引越しの日を決めねければならなくなりました。
う〜ん。のんびりと片付けるつもりだったのに、なんだか急に、ものすご〜く忙しくなってきました。
いや、でも、今回ミニマムライフの効果を目の当たりにして、引越しまでの断捨離が楽しくなりそうです。
果たして、1LDKに入るサイズにまで荷物をミニマムにできるのかしら??
頑張ります。