7月、一足早い夏休みの旅は、初めてLCC(格安航空会社)、バニラエアのチケットで沖縄旅行に行ってきました。
成田空港からは、バニラエアをはじめとする、ジェットスター航空(JQ)、ジェットスター・ジャパン(GK)、Spring Japan(IJ)など、LCCの発着ターミナルは成田第三ターミナルになります。
成田第三ターミナルへは、タクシーや自家用車は一切乗り入れができません。
すべての人が、成田第二ターミナルから徒歩(15分)か専用の無料連絡バス(10〜15分)のどちらかで移動することになります。
移動にどのくらいの時間を要するのか?成田第三ターミナルの成田空港公式HPを見てみると…。
ん?
徒歩15分、バス15分???
なぜ???
徒歩で向かう所要時間と、バスで向かう所要時間と同じなのが謎。
成田第三ターミナルへ徒歩15分、連絡バス15分の謎が明らかに
どうして、徒歩移動とバス移動の所要時間が同じなのか?
第二ターミナルから第三ターミナルに向かうために、実際にバスに乗ってみることに。
連絡バスは、第二ターミナル1階、外の、24番乗り場から乗車します。

写真の黄色いバスが、連絡バスです。
バスはそこそこ大きいのですが、皆さん荷物をまだ預けていない状態での移動。
大きなスーツケースやバッグを、各々抱えながら乗車するので、乗れる人数はかなり限られる感じ。
わたしとパートナーも座席に座るものの、「スーツケースを膝に置く」という窮屈な体勢に。
この体勢で10分とか15分とか、結構キツイ(泣)。
バスに乗ると、「お急ぎの方は徒歩で移動してください。」という謎のアナウンス。
徒歩移動が大変だから、バスで移動するんじゃないの??(フツーは)と突っ込みたくなるが、
やはり、「徒歩15分、バスで15分」とHPに書いてあったように、どうやら成田第二ターミナルから第三ターミナルへは、「バスで移動するよりも徒歩で移動したほうが早い!」ということは事実みたい。
では、なぜ、バス移動よりも徒歩移動のほうが早く移動できるのか?
そのからくりは、移動方向にありました。
図で見るように、徒歩だとダイレクトに第三ターミナルへ歩いていけるのですが、バスは一方向に巡回しています。
それによって、バスに乗ると、行きは遠回り(10〜15分)になり、帰りは最短距離(5分)で移動することになるんです。
しかも、バス停で待っていても列が長かったりすると、乗れなくて、「次のバスで」という事態もあるかもしれない。
「じゃ、このバスに乗る意味はあるの?」と思ってしまうのですが…。
徒歩ルートは15分(平均値)。
一応屋根付きの通路ですが、基本「外」ですから、エアコン効いていません。
実際に、帰りに第三から第二に歩いてみたのですが、ゴロゴロとスーツケースを引きずって歩く15分は結構、長い。
ただ、通路の所々に掛けてある名言パネルを眺めながら歩くのは、なかなか楽しい。
そして、休憩する椅子と自販機が設置してあるのが、結構、考えてあるなぁと感じました。
でも、やっぱり「徒歩15分」は、この32度越えの猛暑の中、スーツケースやリュックを持って歩くのは、結構重くて辛かった。
わたし的には夏の暑い日と冬の寒い日は、できればバス移動したい。
そして、一緒に歩いていた年配の方にとっても、途中、何度も立ち止まっていたので、「徒歩移動がラク」とは言えない感じでした。
成田第三ターミナルへの移動は、徒歩を選んでもバスを選んでも、時間と心のゆとりが必要。
LCCの格安航空券でローコストで旅行するには、こういう小さな部分で、ちょっとした手間暇がかかるのを覚悟して楽しむのが必要なのかも。
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成田第三ターミナルのフードコートで出発前の軽食を