今回、生まれてはじめてアメリカのアリゾナ州にあるセドナに、ひとりで行くことになりました。
格安航空券を調べたところ、一番安く、乗り継ぎもスムーズそうだったデルタ航空のチケットを購入。
その際、「せっかく、アメリカなんていう長距離移動をするなら、マイルも貯めたほうがお得なのではないか?」と思いつき、
出発の数週間前にデルタ スカイマイルアメリカン・エクスプレスカードを作りました。
デルタ アメックスカードで、今回の旅行で実際に受けた恩恵
わたしがデルタ アメックスカードを作ろう!と決めたのは、このカードを取得することで、マイルが貯められるのは勿論だけど、
すぐにデルタのシルバーメダリオン(通常は30区間搭乗しなければ得られないランク)の資格が取得できるからです。
今回、わたしは「ひとり」で旅をすることを考えた場合、慣れない外国での乗り継ぎで、
もし万が一、便が遅れて乗り継げなかったり、何かの理由で欠航になったり、変更しなければいけない事態になったら??ということを考えたのです。
その場合、デルタ会員でない人と、デルタの会員でなおかつ多少のステイタスを持つ人の、待遇はどうでしょう?と。
…答えは明白。
正直、「ステイタス」という点では、デルタアメックスゴールドカードのほうが、ずっと多くの恩恵を受けられると思います。
なんと言っても、デルタアメックスゴールドカードを持つことで、「ゴールドメダリオン」というステイタスが付与されます。
搭乗もキャンセル待ちも最優先、飛行機の便を変更するのも自由という特権、さらに、スカイチームのラウンジを座席クラスに関係なく使用できたりという特典まで付いてきます。
ただ、今回、せっかく飛行機に乗るのだから「今回搭乗分のマイルを貯めたい」というのと、「はじめての一人旅」で遭遇するかもしれない「もしも」という時に湧いて出てくる不安を消したいがために会員になるという趣旨なので。
「シルバーメダリオン」のステイタスでも、それは十分に満たしてくれると感じて、デルタ アメックスカードを作りました。
そして、デルタアメックスカードを作ったことで、すでに日本にいる段階から、カードの恩恵感じることができました。
わたしが受けたデルタカードの恩恵
- 予約時に選べる座席が多くなった。(ただの会員登録だけの時は、エコノミーの真ん中の座席しか指定できなかったが、ステイタスが変わった途端、通路側も窓側も自由に選べた)
- 出発24時間前にエコノミーコンフォートという上級エコノミーの座席が無料で選べた。(ゴールドは72時間前から)
- 飛行機遅延のメールが届き、チケットを更新したら、座席がアップグレードされていた。
- アップグレードのおかげで、米国内線のビジネスクラスの食事が楽しめました
カードの恩恵の中でも、とりわけ、この米国内線の座席のアップグレードは、すごく嬉しかったです。

下の航空券「フェニックス(PHX→SEA)シアトルタコマ空港」にZONEはPrem(プレミアム)でシートは1A(First)と記されているのを見たとき、心が躍りました。
なぜ、心が躍ったか?というと、「フェニックス(PHX→SEA)シアトルタコマ空港」は3時間15分のフライトで、実は食事が一回用意されるんですね。
機体は小さくても、出される食事は、ビジネスクラスのように、コーヒーはコーヒーカップで飲めて、食事も器でいただけるんです。
望めば、もちろんアルコールもいただけます(笑)。
行きの国内線は「ロサンゼルス→フェニックス」と1時間半のフライトでも同じようにアップグレードされていたのですが、フライト時間が短く、残念ながら食事はありませんでした。
でも、今回は米国内線の機内食を初体験できそうでドキドキ。
実際に搭乗してみると、シートは本当に機体の一番前の席。しかも、ひとり席なので、のびのび。

米国内線の機体は小さいながら、一番前の席は広かったです。すでに、乗る前からお水も用意してありました。

出入り口に近く、ここからCAさんの様子などが見えました。
そして、お待ちかねの機内食は、メニューが配られました。

ひとりひとりに、CAさんから書いてある料理の説明をしながら配っていただけます。
裏には、「おししい料理を作る有名なレストランのシェフが心を込めて…」などと書いてあるのでしょうか。

わたしは野菜のグリルとラップサンドウィッチと迷って、軽めの「BREAKFAST COBB WRAP」をお願いしました。
ビジネスクラスのサーブは、ひとりのオーダーを聞いて、トレイに盛り付けをして、トレイをひとり分づつ運んできてくださる丁寧さ。
温かい注ぎたてのコーヒーがカップでいただけるのは、何気にそれだけでホッとします。
お料理がとても美味しそう!

これを見ただけでも、本当に幸せな気分になりました。
このラップサンドはスパイスだけで味付けされているという、すごくヘルシーなコンセプトのもので、口にすると、ほんのりターメリックの香りがしました。

スパイス系の味が好きなので、すごく好みだし、中には緑の生野菜がたっぷりで、これはすごく気に入りました。
お野菜ばかりなのですが、見た目よりもボリュームがあって、量的にもかなり満足でした。
「米国内線」は機体はとても小さいけれど、サービスが素晴らしく、以前は「乗るなら日系の航空会社じゃないと」と思っていましたが、最近は飛行機に乗り慣れたためなのか?
機内食に生野菜が多めな、「ユナイテッド航空」や「デルタ航空」など米国の飛行機に乗るのが楽しみになってきました。
そして、米国内線を飛ぶ飛行機は、国際線のように飛行機の高度があまり高くないせいか?
ずっと窓の外に、景色が見えて、それを楽しむことができました。(←これ、すごく良かったです)

出発後、しばらくは「砂漠」が続き。
その後、赤い地表と緑が広がり。

そのあとは、寒い地域の上空を飛んでいるのでしょうか?
白い雪に覆われた山々が見えて。

陸続きなのに、クルクルと変わる景色に、子供のように心を奪われて、すっと窓に顔を貼り付けっぱなし(笑)。
テーブルのコーヒーを飲みながら、そんなことをしていると、CAさんがお菓子を持ってきてくださいました。

このクッキーがまた美味しくて!(カルディでも売っているけど…)
なんだか、とても優雅な旅をしている気分になりました。
そして、そろそろシアトルに到着でしょうか。景色が変わりました。

眼下に広がる街。
緑がとても多いですが、家もビルも見えます。
考えてみれば、フェニックスからカナダに近い、シアトルタコマ空港へ行くのは、ロザンゼルス経由と比べて、かなり大回り。
でも、まさか、ずっと地上を見ることができるだなんて思っていなかったので、窓のよく見える、しかもひとりだけの座席に座らせていただけたことは、本当に嬉しかったし、楽しかった。
そして機内食も体験できて、美味しかった。
大回りも、「ま、いいか」です。
おかげで、子供のように窓に張り付きで、バチバチiPhoneで写真を撮り続けてしまいましたしね。
飛行機がシアトルに到着です。
シアトルタコマ空港では、乗り継ぎ時間が6時間〜!!
その後の、シアトル→羽田空港もデルタ航空さんのお世話になります。
セドナ一人旅のお楽しみは、まだまだ続きます。
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◼︎デルタ航空の機内食アメリカ編
デルタ航空 機内食 アメリカ編エコノミークラス