セドナ マゴ リトリートセンターで4泊5日のリトリートを終え、一緒にワークを受け、寝食を共にした仲間たちともお別れ。
セドナへ向かう

わたしは、リトリートで親しくなった同室の若い女性Aちゃんと、隣の部屋の同じ年の女性Bさんセドナに向かうことに。
青い空。澄み切った、ちょっと冷んやりとした朝の空気が心をキュッと引き締めてくれるようで、「旅立ち」にはピッタリ。
Aちゃんの運転でレンターカーを走らせて、セドナへ。
AちゃんとBさんはふたりとも海外留学経験があるので、英語がまったくできないわたしには、かなり心強い。
とは言っても、セドナでのホテルは三人ともバラバラで、宿泊日数もバラバラ。(わたしが1泊と一番短かった)
なので、今日1日だけ、一緒にセドナを回ろう!ということになった。
「いざボルテックス巡り!」
と、まずは四大ボルテックスのひとつ、カセドラルロックへと向かう。
「カセドラルロックは女性的なエネルギーなんだって!」とAちゃん。
「ほぅ。それはわたしたちに一番必要なものじゃない!!」と、後部シートのわたしたち。
Aちゃんは、このセドナの旅のために、「聖地セドナパーフェクトガイド」を読破し、すでに滞在中のスピリチュアルセッションをいくつか予約。
ついでに、本を読み込んで、「頭に地図が入ってしまっているのか?」と思うほど、
Aちゃんは、初めての道でも、このガイドブックの簡素過ぎる地図をちらりと見ただけで、的確に目的地まで運転できてしまう技を披露。(素晴らしすぎる!)
ということで、迷うことなく、最初の目的地である「カセドラルロック駐車場」に到着。
…がっ!!!
満車状態で止めるところがない〜!!(っていうか、駐車場小さすぎ〜!)
おかげで、道も不法駐車がチラホラ…。
それを横目で見ながら、「どうする?チラリと道に止めて行く?」と。
一瞬、迷ったけれど、車がレッカーされても、罰金になっても困るので、ここは「ここはきっと、今訪れるにべき場所じゃないのかも。」と、早々に退散し、予定変更でベルロックに向かうことに。
ベルロックの駐車場から頭痛が始まった…
ベルロックの駐車場は、カセドラルロックよりも広く、今度は難なく車を止めることができました。
その瞬間、「きっと、わたしたち三人は最初に、ベルロックに来る運命だったのよ!」と。

でも、本当にそう。
いくら「行きたい」と思っても、場所が「おいで」と呼んでくれないと、なかなか行きたくても行けないものなんだよね。(偶然でなく必然だから)
車を降りると、すぐに、ビリビリするような重たいような感覚が頭に…。
ベルロックのエネルギーに触れるには岩山に登る必要はありません。
駐車場に停車し、車から降りた瞬間に、あなたはボルテックスの強力なエネルギーを感じるはずです。〜セドナ スピリチュアルガイド〜
まさに本に書いてある通りの展開に、ちょっとビックリ!
…ということは、このビリビリな頭痛みたいな感じは、ベルロックのエネルギーってことね。
ベルロックの駐車場にトイレがあるので、済ませて、トレイル(ハイキング道)を歩きます。

ベルロックのエネルギーはとてもパワフルで、女性的なエネルギーと男性的なエネルギーの両方を強め、しかも両者のバランスを整えてくれます。
月と冥王星からやってくるエネルギーはベルロックを通して、地表を走るレイラインを通って地球全体に届けられます。
月…女性的エネルギー。
冥王星…男性的エネルギー、無意識の感情と抑圧された記憶、無意識の最も深い部分を目の前に引きずり出します。〜セドナ スピリチュアルガイド〜
遮るものが何もない、赤土のトレイルは、太陽の日差しがまぶしく、暑く、歩くだけでも、結構キツイ。
ベルロックに近づくにつれて、頭痛も少し痛みを増していく感じ。
それでも、道に咲く花を眺めたり。

干からびたサボテンを眺めて歩く。

ものすごくいいお天気で、わたしたちもサボテンみたく干からびちゃいそう…。

姿は見えど、なかなか辿り着きそうにもなかった、ベルロックの真下にようやく到着。

デカイ!
足場の良さそうなところから、岩をよじ登る。
…と言っても、ちょっとだけ(笑)。
それでも素晴らしいパノラマが目の前に広がる。

さっきまで気になっていた頭痛もなぜか、感じなくなっていた。
ボルテックスのエネルギーに馴染んだせいなのかな?
心臓のバクバクする音を沈めながら、見渡すと、清々しい気分に包まれた。
家を出るときは、まさかベルロックを女三人で登ることなんて想像もしていなかった。
いや、セドナに来てからも、それは前日まで無かったプランだ。
というか、わたしは運転できないので、一人でいたら、このベルロックにすら来れなかったかもしれない。
でも、いま、どういうわけかベルロックにいる。
パートナーでも娘でも家族でもなく、偶然に(必然に?)数日前にリトリートで一緒になった三人が、ベルロックの岩山に腰を下ろして、同じ風景を見ている不思議。
年齢だって人生の歩み方だって、住んでいる街も違うのに、今、なぜか一緒にいる。
こんなシュチュエーションを改めて感じただけでも、すごくこれは特別で。
改めて、セドナがわたしをこの場所に呼んでくれたことに、感謝。
◼︎セドナ旅行記のつづきはこちら
エアポートメサの夕陽を見る